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【CJJW2021】ネイト・オーチャードと異文化組み技交流ならず。ロベルト・ヒメネス、圧巻──圧勝。

<ウェルター級T決勝/10分1R>
ロベルト・ヒメネス(米国)
Def.1分18秒 by 腕ひしぎ腕固め
ネイト・オーチャード(米国)

まずダックアンダーを許さなかったオーチャードは、アームドラックからバックを伺う。キムラに切り替え、引き込んだオーチャードだがヒメネスは見事な反応を見せ上四方で抑え込む。ヒメネスはワキ腹に掌底を入れ、サイドに移行していく。オーチャードはシングルを仕掛けようとするや、ヒメネスはバックへ。

オーチャードの許さず、胸を合わせようと動くと既にヒメネスは三角絞めをセットへ。オーチャードは肩をしっかりと前方に突っ込んでいたが、ヒメネスは一旦足を開いて、逆側に三角を組む。腕を送られてオーチャードは我慢を続けると、ヒメネスはその腕を伸ばしに掛かる。ここでレフェリーは、試合をストップ。オーチャードが声を出したようで、バーバルタップという裁定が下った。

「ハードに練習してきたし、とても嬉しい。何よりマヤ文明の発祥の地、ユカタンで勝てて最高だ。最後は正直に言えば、サブミッションは凄くタイトだった。そうだね、いつも誰からも、勝とうが負けようが何かを学ぶことができる。170ポンド、185ポンド、190ポンド、200ポンド、カットウェイト、プットウェイトの時間をくれるなら、どの階級でも戦う準備はできている」とヒメンスは語った。


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