【LFA107】アラン・ベゴッソ、予想以上に手強いサビルションにギロチン極めて一本勝ち
<バンタム級/5分3R>
アラン・ベゴッソ(ブラジル)
Def.1R4分23秒byギロチンチョーク
サマルベク・サビルション(キルギス)
キルギスの民族衣装といえる帽子をかぶって入場したサビルションは、ラマダンの期間中の1週間前のオファーを受けた。試合が始まると、ベゴッソが右カーフローを蹴る。前足重心から右オーバーハンド、そしてシングルに出たサビルションをベゴッソがギロチンで捕える。
絞めあげられたサビルションが引き込んで頭を抜くが、得意のガードゲームを続けることはできずベゴッソがスタンドに戻る。右ローを蹴り合い、右オーバーハンドも相打ちとなった両者。サビルションが右フックからダブルレッグを仕掛けると、ベゴッソが強烈な勢いで鉄槌を落とす。さらにシングルに出たサビルションに対し、カニハサミを見せたベゴッソだが、これはハマらずスクランブルゲームでバックを許し、寝技に持ち込んだサビルションがトップを取り切る。蹴り上げから立ち上がろうとしたベゴッソに対し、サビルションが右を当てる。
姿勢を乱し後退したベゴッソにテイクダウンを決めたサビルションは、スクランブルでも執拗にシングルを仕掛ける。ここもベゴッソはギロチンを仕掛け、引き込んでフルガードを取るとサビルションがタップし、試合は決した。
勝者は「絞めているときに極まると思った。彼はテイクダウンに来ると思っていたけど、いくつか強いパンチを打ってきた驚かされたよ。ここにはチャンピオンになって、UFCに行くために来た。でも、一歩一歩進みたいと思う」とインタビューで話した。