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【DEEP JEWELS53】ののか戦へ、K-MMA女子屈指の実力者キム・ソユル「本当に感謝しています」

【写真】 (C)MMAPLANET

24日(日)、東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWELS53。同大会にキム・ソユルが出場し、ののかと戦う。
Text Manabu Takashima

韓国キック界を引っ張るMAX FCで活躍していたキム・ソユルは2017年にマカオでMMAを初めて戦うと、ONE Warrior Seriesのトライアウトに合格。ONE WSでは桐生祐子、SARAMIを破り、3勝1敗の成績を残しながらコロナで同シリーズは打ち切られる。

ならば、とキム・ソユルはコロナ期間中にDoble GFCアトム級王者に輝き、2022年には修斗に来日しフライ級マッチながらライカをRNCで倒すなど、成長ぶりを見せていた。

その後ONE FFで戦うようになりスリ・マンフレディをギロチン、ノエル・グホンジョンを三角絞めで下し――戦績を7勝1敗とした。そして2024年11月のUFCブラジル大会でエドゥアルダ・モウラ戦が決まったが、ONEとマッチング期間だったため世界最高峰デビューは幻に。それからの2年半の間で実戦経験は僅か1戦。今回のDEEP来日で、MMAファイター人生第二章を歩み始めることになるキム・ソユルに話を聞いた。


心が折れれば、辞めていたと思います。でも――

――DEEP JEWELSで、ののか選手との試合が約2週間後に迫ってきました。今の気持ちを教えてください。

「1年振りの試合なので、凄く楽しみです。良い試合をするために、一生懸命練習しています」

――2023年に一度はUFCと契約という話も伝わってきましたが、ONEとのマッチング期間で出場できず。その後、Angel’s FCで昨年3月に試合をしてなお、さらに1年2カ月のブランクが開いてしまいました。

「これだけ時間が掛かったのは、ONEとの契約をクリアにするためでした。また、DEEPで試合をするためにも色々と調整が必要でした。ONEとは単発契約だと思っていたのですが、マッチングという項目が入っていることを後から知らされたんです」

――ONEのマッチングは、もう業界では常識とされていますが……そこを確認せずに契約をしたのですか。

「私はトライアウトからONE Warriorで戦うようになっていて、コロナの間に契約書がどうなったか有耶無耶になっていたみたいなんです。そして、契約をし直すことになってONE FFで戦ったのですが、その時に創られた契約ではマッチングのなかにも色々な項目があって……。凄く大変でした」

――契約問題がこじれ、これだけ試合ができない期間が続くとMMAファイターであることを諦めそうになったことはなかったですか。

「心が折れれば、辞めていたと思います。でも別の仕事を持っていたコロナの時期も練習を続けていましたし、私の心が折れることはなかったです」

――今もUFCを目標としているのでしょうか。

「どこで戦うのかではなく、強い選手と戦いたい。強い選手と戦えるなら、どこででも試合をします。2週間後にDEEP JEWELSで戦う身なのに、こういうことをいうと軽率に聞こえるかもしれないですが、RIZINでも修斗でもパンクラスでも強い選手と試合ができるなら、そこで戦いたいという気持ちです。

日本はアトム級もストロー級も、これからどんどん盛んになっていくと思っているので。隣の国ですし、女子選手も多い。そしてMMA以外にも仕事を持っている人が多いと聞いています。今の女子格闘技の現状を考えると、それが自然だと思うので、これからも日本で戦っていきたいです」

――キム・ソユル選手も他に仕事を持って、MMAを戦っているのですか。

「私は運よく、ジムで指導をしています。パーソナル・トレーニングも担当していて。4時間ぐらい指導をして、あとは練習に時間を割くことができています」

49キロに落とすことは問題ないです

――先ほどアトムとストロー級が盛んになっていくという言葉がありましたが、日本もストロー級は層が薄いです。そして大舞台であるRIZINでは49キロのスーパーアトム級のみ。フライ級でも戦ってきたソユル選手は、49キロの体を創ることは可能なのでしょうか。

「あぁ、そうなのですね。私としてはDEEPのストロー級に強い選手たちが集まってくるなら、DEEPで戦います。RIZINに強い選手が多いのでしたら、49キロで戦います。49キロに落とすことは問題ないです。そもそも私がフライ級で戦っていたのは体が大きいからではなくて、ストロー級で戦ってくれる相手がいなかったからです。UFCを目指すと言っている選手でも、私とは戦ってくれなかった。だから、大きな選手と試合をしていました」

――なるほどです。

「同時にストロー級で戦っていくとか、49キロに落とせるとかという前に、次の試合でしっかりと勝つことが大切です。試合ができることに、本当に感謝しています。一つひとつ、どの試合も大切に戦っていきます。

ののか選手はフィニッシュ率の高い選手で、戦うことが凄く楽しみです。私はキックボクシング出身で、キックの試合も多くやってきました。ただMMAを続けてきて、打撃よりグラップリングに向いていることに気づきました。打撃だけよりも、組みが混ざっている方が打撃も良くなるんです。ののか選手との試合は、自分の力を確かめることができる戦いになるはずです」

――では、ファンにどのような戦いを見せたいと思っていますか。

「1R毎しっかり取ることを目標にして戦いますが、そのなかでフィニッシュの機会があれば、フィニッシュしたいと思います」

――キム・ソユル選手に関しては、修斗でエリカ選手を一蹴した時の強さを覚えているファンもいるかと思います。そんなファン、新たにソユル選手のことを知ることになるファンにメッセージをお願いできますか。

「私のことを覚えてくれている日本のファンの人たちには、感謝の気持ちしかないです。また見てみたいと思われる、そんな試合をしたいと思っています。アリガトウゴザイマス」

■DEEP JEWELS53視聴方法(予定)
5月24日(日)
午後5時05分~U-NEXT、DEEP/DEEP JEWELS YouTubeチャンネル メンバーシップ

■DEEP JEWELS53 対戦カード

<DEEP JEWELSフライ級選手権試合/5分3R>
[王者]中井りん(日本)
[挑戦者] 奥富夕夏(日本)

<49キロ契約/5分3R>
竹林エル(日本)
イ・イェジ(韓国)

<ストロー級/5分3R>
ののか(日本)
キム・ソユル(韓国)

<ストロー級/5分2R>
桐生祐子(日本)
月井隼南(日本)

<49キロ契約/5分2R>
彩綺(日本)
abbie(日本)

<65キロ級契約/5分2R>
樹季(日本)
Te-a(日本)

<ミクロ級/5分2R>
古林礼名(日本)
大井すず(日本)

<53キロ契約/5分2R>
SAAYA(日本)
渡辺真央(日本)

<58キロ契約/5分2R>
鈴木”BOSS”遥(日本)
田川真帆(日本)

<60キロ契約/5分2R>
JUICY(日本)
うらら(日本)

<アマチュア50キロ契約 /3分2R>
山吹マリン(日本)
谷山心優(日本)

<アマチュア・ストロー級/3分2R>
あきぴ(日本)
村松美直(日本)

<アマチュア・ストロー級/3分2R>
愛温(日本)
山内梨緒(日本)

<アマチュア49キロ契約/3分2R>
横江明日香(日本)
デスティニー(日本)

■DEEP Tokyo Impact2026#03視聴方法(予定)
5月24日(日)
午後12時05分~U-NEXT、DEEP/DEEP JEWELS YouTubeチャンネル メンバーシップ

■DEEP Tokyo Impact2026#03 対戦カード

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
三井俊希(日本)

<バンタム級/5分3R>
中島太一(日本)
日比野”エビ中”純也(日本)

<メガトン級/5分3R>
長谷川賢(日本)
ブラックタイガー(日本)

<フェザー級/5分2R>
カンジ(日本)
KINNO(日本)

<フェザー級/5分2R>
鬼山斑猫(日本)
菊川イサム(日本)

<バンタム級/5分2R>
黒岡裕真(日本)
笹崎健司(日本)

<バンタム級/5分2R>
坂本岳(日本)
ハム・ギワン(韓国)

<フライ級/5分2R>
仁井田右楽(日本)
廣瀬裕斗(日本)

<60キロ契約/5分2R>
渡邉龍太郎(日本)
キンジ(日本)

<フェザー級/5分2R>
ガブリエル(ブラジル)
尚太郎(日本)

<アマチュア ウェルター級/3分2R>
TAKUMA(日本)
猿丸凛太朗(日本)

<アマチュア フライ級/3分2R>
菊間瑛太(日本)
小嵐翔真(日本)

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