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【UFC ABC02】チョン・ダウン、テイクダウン✖8度でナイトから大差の判定勝ち。UFC3勝目を挙げる

<ライトヘビー級/5分3R>
チョン・ダウン(韓国)
Def.3-0:30-26.30-26.30-27
ウィリアム・ナイト(米国)

ローを継続して蹴るナイトに対し、チョン・ダウンも右ローを蹴り返す。さらに左ローからワンツーを伸ばしたチョン・ダウンにナイトが組みつく。逆にボディロック&小外掛けを狙ったチョン・ダウンが、2度目のトライで背中をつかせることに成功する。金網際でガードの中に納まるチョン・ダウンが、右のパウンドを2発落とす。ハーフバタフライを潰し、ブリッジも緩さなかったチョン・ダウンは、立ち上がったナイトを同じようにボディロック&小外掛けで倒す。今度はオクタゴン中央でハーフで抑えるチョン・ダウンは、腹ばいになったナイトを立たせ初回が終わった。

2R、ナイトの左ローに右を合わせたチョン・ダウンは、ローの蹴り合いから右を被弾する。それでも右ローを2発蹴り、左ジャブを差すチョン・ダウンが左ローから右を当てる。ジャブを続けるチョン・ダウンが、右アッパー。組んできたナイトをボディロックテイクダウンし、サイドで抑える。ブリッジをすかしてバックに回ったチョン・ダウンは、後方から殴りワンフック、立ち上がったナイトを前方に崩す。

両足をフックしたチョン・ダウンは、背中を伸ばすと勢いをつけた左パンチ、エルボーを落とす。ナイトは腰を上げ、ヒザ立ちに。大流血のナイトはラウンド終了までサバイブした。

最終回、距離を詰めるチョン・ダウンに右フック、右オーバーハンドを見せたナイトだったが、ダブルレッグでテイクダウンを奪われ、立ち上がってもボディロック&小外で2度連続倒される。サイドから上四方で抑えるチョン・ダウンは、腹にエルボーを打ちつける。サイドに移動し、ヒザを骨盤に入れるチョン・ダウンのパンチが後頭部に入り、レフェリーが注意を与える。

チョン・ダウンは股間に右腕を入れてサイドを続け、この腕を抜いてクルスフィックスに。下からチョン・ダウンを持ち上げるも、足を戻せないナイトは上四方でパンチをボディに打たれる。残り30秒、ヴァンフルーに苦し気な表情を浮かべたナイトだが、チョン・ダウンは自ら抑えを解く。ナイトはサイドを取られたままギロチンも、これで逆転はない。そのままタイムアップとなり、チョン・ダウンは+αが欲しい完勝だった。


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