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【Copa Podio】詳細〈03〉ロ&ホドウフォ決勝へ、3位はパンザに

Rodolfo Vieira vs Travis Stevens

【写真】レアンドロ・ロがルイス・パンザを接戦の末破り、ホドウフォ・ヴィエイラはトラビス・スティーブンスに圧勝。決勝は黄グループ同士、予選ドローを経ての結着戦となった(C)COAP PODIO

1日(土・現地時間)、リオデジャネイロのジナーシオ・ボタフォゴで開始されたプロ柔術大会コパ・ポジオ詳細レポート第3弾はヘビー級GP準決勝2試合と3位決定戦の模様をお届けしたい。

<ヘビー級GP準決勝/6分1R>
レアンドロ・ロ(黄グループ2位/シセロ・コスタ)
Def. 6-4
ルイス・パンザ(緑グループ1位/バルボーザ)

先に引込んだパンザは、下から足関節を仕掛けながら上を奪うことに成功。しかしロもスパイダーから得意の内回りで50/50の形を作り、そこから上を奪って同点。しかしパンザはここから必殺のアキレス腱固めに。全力で絞り上げるものの、しっかりと足首を返したロに極まらないとみるや、パンザは上の体勢を取って再びリードを奪ってみせた。しかし下になったロはオモプラッタ狙いでパンザの体勢を崩して背中に乗ると、さらにサイドで押さえ込むことに成功。そこからチョークと腕十字の連携で極めにいくが、パンザは上体を起こして防ぐ。

ポイントは4-4の同点なものの、アドバンテージで劣るパンザはここでまたもやアキレスで勝負をかけるが、ロは冷静に上を奪ってさらに加点。最後は盛り上がる場内がカウントダウンをする中、ロが上をキープして勝利を得た。階級上の強豪パンザ相手に、ポジションを失うことも恐れずに果敢に一本を狙い、完勝して観客を魅了したロ。まさにコパ・ポジオの帝王の面目躍如という戦い振りだった。

<ヘビー級GP準決勝/6分1R>
ホドルフォ・ヴィエイラ(黄グループ1位/GFチーム)
Def. 送り襟締め
トラヴィス・スティーブンス(緑グループ2位/ヘンゾ・グレイシー)

先に引き込んだヴィエイラは、すぐにスティーブンスのバランスを後ろに崩して上に。スティーブンスはハーフガードを作るが、ヴィエイラは足を抜きにいきながら、スティーブンスが嫌がったところでバックを奪取。そこから送り襟締めで貫禄の勝利を奪った。

<ヘビー級GP3位決定戦/6分1R>
ルイス・パンザ(緑グループ1位/バルボーザ)
Def. アキレス腱固め
トラヴィス・スティーブンス(ヘンゾ・グレイシー)

パンザの引き込みを嫌い、距離を取ったスティーブンスは豪快な飛びつき三角。そこから腕を伸ばしかけるが、パンザもうまく防御して上攻めに。ここでパンザは伝家の宝刀アキレス腱固め。足首をひねるとスティーブンスは声を上げてたまらずタップ。足を負傷してしまった模様だ。パンザはこの日、二度にわたってスティーブンスからアキレス腱固めを極めてみせたことになる。

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