【UFC ESPN20】蹴りは多くても、拳に圧力なし。マムーチがビジャヌエバの右フックにKO負け
【写真】マムーチは拳のプレッシャーがなく、ビジャヌエバの右フックに敗れた(C)Zuffa/UFC
<ライトヘビー級/5分3R>
イケ・ビジャヌエバ(米国)
Def.2R0分39秒by KO
ヴィニシウス・マムーチ(ブラジル)
右ローを見せるマムーチ、ワンツーフックをビジャヌエバが繰り出す。アッパーから前に出てパンチを纏めようとするビジャヌエバに、マムーチは右ローを蹴り込む。ビジャヌエバはボディを決め、ワンツーフックを連続で見せる。マムーチは拳の攻撃より、蹴りが多いが右オーバーハンドを繰り出す。
ビジャヌエバは落ち着いてボディにパンチを打ち、顔への攻撃につなげる。マムーチはビジャヌエバの前進からのパンチにはガードを固めるも、右フックを一発被弾する。さらにボディから顔面というコンビネーションを駆使してリズムを掴んだ感のあるビジャヌエバは、右ローにも右を合わせていく。残り30秒、頭を取ってヒザを狙ったマムーチに対し、ビジャヌエバは右ローをキャッチして右を当て初回を取った。
2R、初回は蹴りを多用もパンチに繋げることができなかったマムーチが、アッパーで前に出る。左右のフックを返したビジャヌエバは、距離を取り直し右フックを振るったマムーチの顔面に先に右フックを打ち込む。この一発でマムーチは腰から崩れ、勝負は決した。