【UFC ESPN20】左ミドル3発でラジズを沈めたアウベス、「マリファナ野郎は嫌い」とネイト戦アピール
【写真】左ミドル3発でアウベスが勝負を決めた(C)Zuffa/UFC
<ウェルター級/5分3R>
ヴァルリー・アウベス(ブラジル)
Def.2R2分35秒by TKO
ムニール・ラジズ(チュニジア)
試合開始直後に重い右ローを蹴ったアウベスが、フックからボディフックを2発入れクリンチへ。出鼻をくじかれた形のラジズはケージに押し込まれながら、体を入れ替える。右エルボーを連続で入れ、スペースができるとスピニングバックフィストを狙ったアウベスは、これが空振りになってもヒザ蹴りから再び組んで払い腰を決める。
背中を譲らないように立ち上がったラジズに、ワクチンを打って観戦を認められたUAEのファンがムニール・チャントを送る。スピニングエルボーを放ち、押し込み返したラジズだが、アウベスの左ミドル3連発で倒れこむ。マウントを取ったアウベスはパウンドの連打で試合を決めた。
1発目はワキ腹に、2発目と3発目はガードしたが最後のミドルでブロックしたヒジがワキに食い込んだか。いずれにせよ、アラビック&マグレブの星はオクタゴン2戦目でキャリア2敗目を喫した。
そして勝者アウベスは「俺はマコンヤ(※ポルトガル語でマリファナの意)ガイが嫌いなんだ。アイツらはこのスポーツの悪例だ。ネイト・ディアズ、俺と戦え。ドラッグを使うということがどういうことか教えてやる。俺はマコンヤが嫌いなんだ。UFC、この試合を実現させてくれ」とアピールした。