【LFA95】GLORY2冠、アデサニャに勝ったキックボクサー、ペレイラが完全無欠の左フックで満点KO勝ち
<ミドル級/5分3R>
アレックス・ペレイラ(ブラジル)
Def.1R4分04秒by KO
トーマス・パウエル(米国)
まず右ハイを蹴ったポアタン・ペレイラ、サウスポーのパウエルが右ローを返す。パウエルはケージの前を移動し、ペレイラが再び右ハイ、続いて右ミドルを効かせるとクリンチからヒザ蹴りを2発決めてダウンを奪う。立ちあがったパウウェルは踏み込むことができないが、後ろ回し蹴りをキャッチしてケージにペレイラを押し込んでいく。
ウィザーでテイクダウンを許さないペレイラは、ダブルにはエルボーを頭部に落としていく。離れたパウウェルの続く組みにヒザを入れたペレイラは、左ミドルを受け流して右ハイ。ガードの上から効かされたパウウェルが引き込む。スタンドで待ったペレイラが右ハイ、これはあたりが浅くパウウェルが左ストレートをヒットさせる。
顔色の変わったペレイラは、右ハイを見せた直後に左フックを完璧に打ち抜く。真っすぐ、顔からキャンバスにパウウェルが崩れ落ち──衝撃的なKOフィニッシュとなった。
「グローバー・テイシェイラのジムで3、4カ月練習してきて、結果を残せて良かった。マネージャーのジョインア(ジョルジ・ギマリャエス)が、Gloryに話を通してくれてMMAを戦えることができて嬉しい」とクールに話した。