【ONE113 Inside the Matrix04】高橋遼伍、カーフを効かせてからパンチで圧倒。ユン・チャンミンをKO
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
高橋遼伍(日本)
Def.2R2分52秒by KO
ユン・チャンミン(韓国)
左前蹴りを見せるチャンミン、高橋は右に右を合わせる。カーフを注意しながら左ジャブ、右を伸ばすチャンミンに対し、高橋が右カーフを蹴る。蹴りのフェイクを見せる高橋は、チャンミンのワンツーに右を狙う。右ローを入れたチャンミンだが、カーフで体がよれる。直後に組みついたチャンミンが、ケージに押し込んでテイクダウンを狙う。エルボーを入れた離れたチャンミンに高橋はカーフ、左フックにチャンミンは左右のフックを放つ。
フックから組んだ高橋がテイクダウンを狙うが、チャンミンは手をついてバランスをキープして倒れない。逆にチャンミンが高橋をケージに押し込み、スタンプ、ヒザ、肩パンチを繰り出す。体を入れ替えた高橋だが、足払いで姿勢を乱され初回はややリードを許した。
2R、カーフに右を合わせたチャンミンが前蹴り、ジャブから右ローを蹴る。カーフにワンツーを合わされそうになった高橋は、一旦距離を取り右を当てる。腰が落ちたチャンミンは、パンチを纏められ崩れるが、必死に立ち上がる。粗くなったパンチで組んでチャンミンが、ケージに高橋を押し込み肩パンチも、非常に粗い息使いになっている。
エルボーに離れた高橋は、カーフを2発いれチャンミンの体がねじれる、チャンミンの左に思い切り右を合わせると、チャンミンは腰から崩れる。跳ね上がるように立ち上がったチャンミンに対し、高橋はアッパー、左右のフック、組まれても突き放した最後は右ストレートからヒザをついたチャンミンを左で殴り勝負を決めた。
「いつでも倒せる準備はできていて、たまたま2Rだけだったです。キャリアでは自分の方が倍ぐらいあるので、勝って当たり前。また次からも勝っていきたいです」と高橋は笑顔で話した。