【LFA93】計量終了 メインはレスラー=ペトロスキー✖ストライカー=ジェフリー。サム・ヒューズが再起
【写真】テイクダウンに優れたレスラー=ペトロスキー✖ストライカー=ジェフリー (C)LFA
16日(金・現地時間)にカンザス州パークシティのハートマン・アリーナで開催されるLFA93「Petroski vs Jeffery」の計量が、15日(木・同)に行われた。
10月は2週毎に同地で3大会が行われるLFA、その2大会目のプレリミはアマMMAを含め2試合、メインカードが7試合組まれ、メインはミドル級のアンドレ・ペトロスキー✖アーロン・ジェフリーというマッチアップだ。
ペトロスキーはMMA戦績5勝0敗で全試合がフィニッシュというレスリングベースのファイターだ。ハイスクール時代にペンシルバニア州でメダリストに3度輝き、カレッジではD1とD2で活躍──自身もテイクダウンには絶対の自信を持っている。
対するジェフリーはカナダのストライカーで8勝2敗、カナダ人初のコンテンダーシリーズ出場選手で、判定勝ちは1試合だけで高いKO率を誇っているフィニシャーだ。「アイツはレスリング能力が欠けている」というペトロスキーに対し、ジェフリーは「打撃に自信がないから、そういうことを言うんだ。テイクダウンを切って殴ることはずっとやってきた」と反論している。レスラー✖ストライカー、得意分野から不得意分野を引き算したときに、残った数字が大きな方が勝利に近づく。
セミでは7月に初代LFA女子ストロー級王座決定戦で敗れたサム・ヒューズが再起戦をダニエル・ヒンドリーと戦う。打撃とクリンチ戦でヴァネッサ・デモパウロスをリードしながらリバーストライアングルで逆転負けを喫したヒューズだが、これは10度戦って1度あるかというホームランを打たれたと捉えることができる。
パワフルなキックボクシングの使い手ヒューズは、コンテンダーシリーズで敗れLFAに戻ってくる王者(※30日にルピタ・ゴディネスの挑戦を受ける)へのリベンジを果たすために、勝ち方も問われる一戦となる。
なお8月のLFA89でヒザからパンチで86秒KO勝ちでプロモーションデビュー戦を飾ったジョシュア・フレムドとミドル級で戦う──Bellatorリリースから再生を試みるアントニオ・ジョーンズは、8ポンドの大幅計量オーバーとなっている。
■視聴方法(予定)
10月17 日(土・日本時間)、
午前10時~UFC Fight Pass
■ LFA93計量結果
<ミドル級/5分3R>
アンドレ・ペトロスキー: 185.8ポンド(84.27キロ)
アーロン・ジェフリー: 185.2ポンド(84.0キロ)
<120ポンド契約/5分3R>
サム・ヒューズ: 119.2ポンド(54.06キロ)
ダニエル・ヒンドリー: 119.6ポンド(54.24キロ)
<ミドル級/5分3R>
ジョシュア・フレムド: 185.2ポンド(84.0キロ)
アントニオ・ジョーンズ: 193ポンド(87.54キロ)
<フェザー級/5分3R>
エリジャウ・ジョンズ: 145.8ポンド(66.13キロ)
ルーク・フォルターサック: 145.6ポンド(66.04キロ)
<140ポンド契約/5分3R>
ジャスティン・ウェッツェル: 139.8ポンド(63.41キロ)
テシェイ・ゴウスロー: 139.6ポンド(63.32キロ)
<フライ級/5分3R>
トレバー・ウェルズ: 125.8ポンド(57.06キロ)
カーロス・ヘルナンデス: 125ポンド(56.7キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ジョシュア・ダシルヴェイラ: 203.4ポンド(92.26キロ)
フェルナンド・アルヴァラド: 204.8ポンド(92.89キロ)
<140ポンド契約/5分3R>
ジョン・ファム: 140ポンド(63.5キロ)
クリスチャン・ロドリゲス: 139.4ポンド(63.23キロ)