【Bellator ES08】計量終了 クリエイティブ戦士エドワーズ✖ダッチ・ウェルラウンダー=スティーニス
【写真】スティーニスの均整の取れた体躯が印象深い (C)BELLATOR
25日(金・現地時間)、26日(土・同)にイタリアはミラノのアリアンツ・クラウドで開催されるBellator Euro Series 08の計量が行われた。
COVID19のパンデミック以降、初めて開催される欧州大会はメインのファビアン・エドワーズ✖コステリョ・ファン・スティーニスの英国✖オランダ人対決を始め、ロンドン在住のカナダ人ファイター=ジェレミー・ペトリーを含め、全26人のファイターが欧州からの参戦で、北米からの出場選手は1人も見られない。
エドワーズはBellator欧州シリーズで4連勝、通算9勝0敗のファイターだ。極め力とKOパワーを持つエドワーズは、相手の腕を背中越しに掴んでがら空きになった顔面にヒザ蹴り、アップキックの3連打から立ち上がってパンチでKOなど、クリエイティブな攻めを見せることで注目を集めている。
対してスティーニスはオランダのウェルラウンダー世代を代表する選手といえる。キックボクシングはやや粗めながら、打って返すというキックのリズムでない打撃を使い、クリンチのエルボーでKO、テイクダウン&スクランブルでバック奪取という王道の戦いもできる。瞬発力&破壊力、加えて攻撃の精度で上回るエドワーズに対し、持ち前のスピードを生かし打撃と組みのコンビネーションで削ることがスティーニスは欠かせない。
メインカードは3試合揃ってミドル級マッチとなった今大会、10試合のプレリミではアルフィー・デイヴィスに注目したい。
KSWではステップアップを果たせなかったが、ベラトールの欧州大会では3連勝中のライト級の選手だ。3試合揃って判定勝ちだが、スイッチから左右の蹴りを上・中・下に蹴り分け、左ジャブを効果的に効かせることができるデイヴィス。寝技も対応できるだけに、散らすキックボクシングだけでなく倒す打撃があるのか見てみたい。
■視聴方法(予定)
9月27日(日・日本時間)
午前2時15分~プレリミBellator Mobile App & Bellator MMA Youtube Channel
午前6時00分~メインBellator Mobile App & Bellator MMA YouTube Channel
■Bellator ES08計量結果
<ミドル級/5分3R>
ファビアン・エドワーズ: 185ポンド(83.91キロ)
コステリョ・ファン・スティーニス: 185ポンド(83.91キロ)
<ミドル級/5分3R>
マイク・シップマン: 184.8ポンド(83.82キロ)
ピエトロ・ペニーニ: 185.4ポンド(84.09キロ)
<ミドル級/5分3R>
ウィル・フローリー: 185ポンド(83.91キロ)
ケント・カウピネン: 186ポンド(84.37キロ)
<ライト級/5分3R>
ニコロ・ソッリ: 155.6ポンド(70.57キロ)
ジョージ・ハードウィック: 155ポンド(70.31キロ)
<ウェルター級/5分3R>
イオン・パスク: 171ポンド(77.56キロ)
ステファノ・パテルノ: 170.4ポンド(77.29キロ)
<ライト級/5分3R>
アコンノ・ワンリス: 155.4ポンド(70.48キロ)
アルフィー・デイヴィス: 155.2ポンド(70.39キロ)
<ライト級/5分3R>
ダニエル・スカティッツィ: 155ポンド(70.31キロ)
ギャビン・ヒューズ: 154ポンド(69.85キロ)
<フェザー級/5分3R>
エイデン・リー: 145.6ポンド(66.04キロ)
ジェレミー・ペトリー: 144.8ポンド(65.68キロ)
<バンタム級/5分3R>
フランス・ミランボ: 134ポンド(60.78キロ)
コーリー・テイト: 135.2ポンド(61.32キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・トレイナー: 205ポンド(92.99キロ)
アレックス・オトゥール: 204ポンド(92.53キロ)
<フェザー級/5分3R>
リッチー・スミューレン: 145.2ポンド(65.86キロ)
ヘリ―・ハードウィック: 145ポンド(65.77キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
アレクサンドラ・トンチェバ: 115.8ポンド(52.52キロ)
キアラ・ペンコ: 114.8ポンド(52.07キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
ダニ・ナイレン: 115.4ポンド(52.34キロ)
クレア・ロペズ: 115.8ポンド(52.52キロ)