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【Shooto2020#03】ヴァンヘルフォートが入国制限のため来日できず。斎藤裕の挑戦者は内藤太尊に変更

Van Helvoirt【写真】無念の極みであろうヴァンヘルフォート、事態が終息した際にはイの一番に王座に絡んだ試合を用意してほしい (C)MMAPLANET

19日(木)、Sustainより29日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦で、修斗世界フェザー級チャンピオン斎藤裕に挑戦予定だったデュアン・ヴァンヘルフォートが新型コロナウィルス蔓延拡大の影響で来日が不可能となり内藤太尊が代わってチャレンジすることが発表された。

また内藤と対戦することが決まっていた野瀬翔平は、代役と試合を行う方向で話は進んでいるとのこと。


J-MMA界は大会決行か中止かの判断が強いられるだけでなく、決定した対戦カードも韓国から来日予定だったイ・イェジに続き、欧州のファイターまで影響を受ける状態に陥った。17日に政府の専門会議が欧州及び東南アジアからの帰国者、訪日者に対し14日間の自宅等での待機を要請すべきだという要望書を厚生労働省に提出。これを受けて安倍晋三総理大臣が昨日、欧州各国及びエジプトとイラクからの帰国日本人、来日外国人は14日間に渡り自宅や宿泊施設での待機要請の声明を出した。

期間は21日午前0時から4月末までとなりヴァンヘルフォートは即来日を果たしても、試合出場が不可能となった。このリリースにはヴァンヘルフォートの以下のようなコメントが記載されているので、お伝えしたい。

デュアン・ヴァンヘルフォート
「親愛なる修斗ファンの皆さん、私はこの状況に心から打ちのめされています。 現在コロナウィルスは私の身の回りだけでなく、オランダ、そしてヨーロッパ全土に及んでいるような状況です。その為、私は日本に行き修斗の世界タイトルに挑戦することは不可能となってしまいました。
 日本にいるとまるでホームタウンのように感じられ、尊敬するミスター斎藤と戦い修斗の世界チャンピオンになりたかった。私は世界中で戦ってきましたが、修斗はどこよりも高く評価され尊敬されていると感じました。あなた達の素晴らしい国に再び行き、もう一度世界タイトルに挑戦したいと思っています。
 この状況に焦らず、冷静に完全に制御されるのを待ち、世界中で起こっている危機的な状況を乗り切りましょう。
 日本の皆様も安全を保ち、自分自身と最愛の人を守って下さい。Arigatõ Gozaimasu!」

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