【Invicta FC PS03】リーチ・アドバンテージと攻防一体の打撃でテネントがヴィクトリアを寄せ付けず
<バンタム級T1回戦/5分1R>
テニーシャ・テネント(米国)
Def.3-0:10-9. 10-9. 10-9
ブリトニー・ヴィクトリア(米国)
左リードフックを振るったヴィクトリア、テネントは左ジャブを伸ばす。様子見厳禁の試合タイム、両者が果敢にワンツーを放つ。ローにジャブを合わせたテネント、逆にヴィクトリアもローの蹴り終わりに左フックを振るっていく。ジャブの差し合いはリーチ・アドバンテージのあるテネントが有利に。前蹴りを当てたテナントは、距離を詰めてきたヴィクトリアにカウンターの右を当てる。
足が泳ぎながら前に出るヴィクトリアにもう一発右フックをヒットさせたテネントは、ヘッドスリップ&サークリングで反撃を許さない。とにかく前に出るしかないヴィクトリアが組みに来ると、首相撲に捕えてヒザを見舞うテネント。ハイクロッチからのテイクダウン狙いも切ったテネントは、最後の10秒でパンチを纏めアッパーを被弾したヴィクトリアの頭が揺れる。
3R制に通じるファイトで、確実にダメージを与えたテネントが快勝──準決勝へ駒を進めた。