【Invicta FC PS03】5分✖1Rに特化した100メートル疾走ファイトでチェイスがオットリーノを破る
＜バンタム級T1回戦／5分1R＞
ホープ・チェイス（米国）
Def.3-0:10-9. 10-9. 10-9
ジュリア・オットリーノ（米国）
左ミドルから右ローを蹴るオットリーノに対し、手の圧力を高めるチェイスが右から左を当てる。さらに大振りの左フックを当てたチェイスに対し、オットリーノが組んでケージへ。ヒジを当てたチェイスは、左右のフックを振りまわし小外掛けてテイクダウンを奪う。オットリーノの腕十字を防ぎ、パウンドを落とすチェイス。
単距離疾走ファイトのチェイスは、再び腕十字を察知すると乗り過ぎ状態から鉄槌を振り落とす。背中をつけた状態が続くオットリーノはハイガードから腕十字も、腕を抜いたチェイスが立ち上がり、非常に粗い左右のフックを振りまわす。ここで下がるオットリーノはパンチを被弾し、ケージに押し込まれる。首相撲から回して、ヒザを入れたオットリーノが離れる。
チェイスはここからも重りきり左右のフックの連打で攻め込む。首相撲にもボディを打ちまくったチェイスが──5分✖1Rを勝ち抜くための最善のファイトで安定勝ちを収めた。とはいえ、この動きで準決勝及び決勝に関してはどのように考えているのか、興味深い。
