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【WEC45】セラーニが王座挑戦へ、水垣は敗戦

【写真】初回からヨルゲンセンのパンチでダウンを喫した水垣。得意とするスタンドで遅れをとる格好となり判定負け。WEC戦績を1勝2敗とし、2009年を戦い収めた (C) ZUFFA

12月19日(土・現地時間)、米国ベバダ州ラスベガスのザ・パールでは、2009年ズッファのファイナルイベントとなったWEC45「CERRONE vs RATCLIFE」が開催された。

メインのライト級戦では、ドナルド・セラーニが、急所へのヒザ蹴りで度重なる試合中断という悪い流れをリアネイキドチョークの一本勝ちで締め、来年春以降のライト級王座挑戦を決定的なものとした。

また、3度目の出場となった水垣偉弥は、初回にスコット・ヨルゲンセンの右を被弾、WECに上がるようになって初めての絶対的なピンチを何とか切り抜けたが、打ち合いで遅れをとると、テイクダウンを仕掛け続けられる苦しい試合展開に。最終ラウンドこそ、グラウンドでトップを奪い、反撃に転じたものの、一歩遅く最後は判定負けを喫した。

さらに、WECデビューを迎えたクリス・ホロデッキーは、アンソニー・ジョクアーニと対戦すると、背後からハイキックで撃沈、バンタム級王座挑戦に近づきたいハニ・ヤヒーラはジョセフ・ベナビデズの右フックに沈み、共にKO負けを喫した。

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