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【Invicta FC PS03】インヴィクタFC次回=3月6日大会でオープンスコアリング・システム採用

Invicta FC【写真】世界標準を標榜するパンクラスに続き、北米のオール女子MMAで公開採点制度が試される(C)DAVE MANDEL/INVICTA FC

10日(月・現地時間)、Invicta FCが3月6日(金・同)にカンザス州カンザスシティのメモリアル・ホールで開催されるPhoenix Series 03で、オープンスコアリング・システムを試すことが発表された。

オープンスコアリング・システム=公開採点制度は、文字通りジャッジの採点を会場内、中継などに公開するシステムで、プロ・コンバットスポーツではボクシングで世界戦12R制で主に4R、8R終了時にアナウンスされるシステムが採用されることがあり、日本では旧K-1、そしてMMAでは現在もパンクラスが初回と2Rの終了時に行っている。


今回、カンザス州アスレチック・コミッションがトライアルという形式でオープンスコアリング・システムを採用し、インヴィクタFCで試されることとなり、インヴィクタFCのシャノン・ナップ代表は「これまでにも幾度か、オープンスコアリング・システムの採用について考えたことがあったわ。そしてカンザス・アスレチック・コミッションが認めてくれた。MMAメジャー・プロモーションで、この機会を得られることは初めてであり歓迎したい」とプレスリリースで語っている。

現状、完全にフィーダーショーであるインヴィクタFCがメジャーで、パンクラスより規模の大きなMMAイベントであるかどうかという点については是非が問われるところだが……インヴィクタFC次回大会では対戦相手、中継クルーに裁定は伝わり、グラフィックでも裁定内容が知らされることになるとのこと。

一方パンクラスではアナウンスが読み上げられ、ジャッジ〇名が10-9で✖✖選手に──という伝え方がなされており、ジャッジの裁定が割れない限り3Rに向かうにあたり現状は把握できるが、スコアが割れた場合はジャッジが特定されていないため、優位&劣性を100パーセント知ることはできない。

今回、インヴィクタFCの試みでは、この辺りはどのように公開されるのかも気になるところだ。

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