【UFN168】佐藤天、UFC3戦目はNZでマキ・ピトロ戦「しがみついて這い上がるためにも生き残る」
【写真】オクタゴン1勝1敗、ここは必ず白星を (C)Zuffa/UFC
29日(水・現地時間)、現在はフロリダ在住の佐藤天がSNSで2月23日(日・同)にニュージーランドはオークランドのスパーク・アリーナで開催されるUFN168:UFN on ESPN+26「Felder vs Hooker」に出場し、マキ・ピトロと対戦することを公表した。
佐藤✖ピトロは米国では既にオフィシャルとして発表されていたが、日本ではなぜか正式発表がなされていなかった。
佐藤にとっては昨年4月のUFCデビューから3戦目となる今回のニュージーランドでの一戦──対戦相手のピトロはUFC2戦目で初白星を狙う。コンテンダーシリーズ上がりのピトロだが、ウェルラウンダーで一発があり、テイクダウンからトップコントロールという攻めもできる。が、言ってみればUFCという場を考えるとそれはもう当然の話。やや力に頼った荒い面も見えるので、佐藤としては負けてはいられない相手だ。
このピトロ戦に向けフロリダにいる佐藤から、意気込みが届いたのでここで紹介したい。
佐藤天
「9月の敗北後、一時帰国し11月から再びフロリダのHARDKNOCKS(SANFORD MMA)に来ています。毎日、打撃コーチのヘンリー、レスリングコーチのカミ、グレッグ、コンデショニングコーチのコーリーと各専門分野のコーチから指導してもらっています。UFC、ベラトール等のトップファイターや、トップ団体を目指してLFAやTITAN FCに出場している選手達と一緒に練習してきて、最高の環境で格闘技に打ち込むことができています。
トップファイターやコーチ達はもちろん、LFAやTITANに出場している選手もメジャー団体で活躍できるくらいレベルが高い選手が多くて、皆ハングリーなので、自分自身常に危機感と高いモチベーションを持つことができています。この試合が決まる前から、とにかくこの次の試合に勝つためだけに毎日を過ごしてやってきました。残りの期間で最高の自分を創って全身全霊で挑みます。
UFCにしがみついて這い上がるためにも、まずは勝って生き残ります」
なお2017年6月以来のニュージーランド大会はメインが大会名にあるようにポール・フェルダー✖ダン・フッカーのライト級マッチで、このほか豪州のジミー・クルート&ジェイク・マシューズ、フッカーとカイ・カラフランスのキウイ勢、中国からはイェン・シャオナンとソン・ケナン、タイからローマ・ルックンブンミーが出場。アジア太平洋のトップ戦線入りを目指すファイターの力試しの場の様相を呈しそうだ。