【DEEP JEWELS28】ミクロ級トーナメント、最後の枠は超本命=アム・ザ・ロケットに
【写真】ミクロ級トーナメント、最後の1人はアムに (C)MMAPLANET
23日(木)、2月24日(月)に東京都港区のニューピアホールで開催されるDEEP JEWLES28の追加対戦カードが発表された。
4人参加のミクロ級トーナメントへの出場選手、最後の1人はアム・ザ・ロケットに決定した。
佐藤絵実、古瀬美月、玉田育子に続き、トーナメント出場が決まったアムは大晦日の山本美憂戦の敗北からの仕切り直しの参戦。MMA戦績こそ4勝3敗のアムだが、現UFCファイターのローマ・ルックンブンミーに一本勝ちし、昨年10月には韓国のホン・ユンハに何もさせず97秒で腕十字を極めている。その2カ月後にホン・ユンハがRoad FCでJEWELSタイトルコンテンダーの富松恵美を完封して判定勝ちしたことを踏まえると、他の出場選手との力の差はあると考えて良いだろう。
実際、昨年3月にアムにとってDEEP初陣ではトーナメントで対戦するかもしれない佐藤に対し、RNCにより33秒で勝利している。組み合わせは後日に抽選で決まるということだが、日本勢が2人掛かりでナムを切り崩せるかというトーナメントになりそうだ。玉田ならケージにつめて削る、古瀬は一瞬のサブミッション、前回はなす術なく敗れた佐藤も下になった直後の腕十字といった技で打開したいところだが──アムには首相撲からのこかし、それ以前の打の圧力がある。日本勢、誰にとっても厳しい試合になることは間違いない超本命がアムといえる。
また今大会にフェザー級3回戦で出場することがアナウンスされていたKINGレイナの対戦相手はアンドレ・ザ・ロケットになり、本野美樹がノーパン・ザ・ロケットとストロー級2回戦で相対することも併せて発表されている。