【Grachan42&Gladiator011】Grand、Grachanで3つのタイトル戦。NavE✖松場が危ない……かも
【写真】NavE✖松場のフライ級王者対決──この一戦は楽しみ。そして、松場のコメントが…… (C)MMAPLANET
1日(金)、12月22日(日)にグラチャンから東京都大田区の大田区産業プラザPIOでGRACHN42XGLADIATOR011の開催と対戦カードの発表があった。
昨年12月に続き、グラチャンとグラジエイターの合体イベントはその両プロモーションが認定するGRAND王座の2階級の選手権試合とグラチャンのタイトル戦などが明らかとなった。
まずGrandウェルター級王者ルクク・ダリに桜井隆多が挑戦。48歳の大ベテランが今年の2月にDEEPからグラチャンに戦場を移したのも、このGRANDのベルトを狙うが故だった。
対してダリは同王座獲得後、7月にグラジエイターに出場し──ラウェイで勝利したことがある流浪のMMA戦士ウィル・チョープに初回RNCで敗れ、今回が再起戦となる。
またグラチャン・ライト級チャンピオン山本琢也が昨年9月の岸本泰昭以来、1年3カ月振りの実戦で同王座の初防衛戦に臨む。
チャレンジャー植田豊は今年の1月に5年4カ月振りとなるMMAをWardong20✖Grachan38で行い、モンゴルの豪腕ブレンゾリグ・バットムンクに判定勝ち、6月にはGrachan40XBFC03で飯田健夫から一本勝ちしタイトル挑戦権を獲得した。
さらに初代Grandフライ級王座決定戦としてグラジエイター・フライ級王者でパンクラスでも勝利を挙げランカーとなったNavEと、グラチャン・フライ級王者で度重なるカナダTKOへの出場が延期となった松場貴志というマッチアップも決まった。
松場にとっては山本と同様に、に1年3カ月ぶりの実戦となる。ファミリー第一で試合を戦う山本と違い、松葉は試合を欲し、TKOで戦うために何度も追い込み練習を行ってきた。そのたびに気持ちの持っていきようがないキャンセル劇に、フラストレーションも溜まり続けてきた。
NavEと松場は過去に大阪ファイトクラブという地下格で、互いのデビュー戦で戦っており、松葉が判定勝ちしたという因縁がある。今や地元で格闘技普及に努めるNavEは、下に記した松場のこの試合に関するコメントを読めば──リベンジを果たすという信念は揺るぎないモノとなろう。
松場貴志
「およそ10年前にNavEさんと地下格で出会って……まず、あれから10年も格闘技を続けてこられたこと、お父さんとお母さんに感謝です。そんな10年前……まだ僕のお尻が青かった頃のこと、NavEさんは覚えていてくれているかな? そしてお尻が痒かった時、モーモーしてお尻に天花粉塗ってくれたよね、お母さん!! ちゃんと、NavEさんとの試合を見てね。僕がアイツをモーモーしてやるのを!!」
この他、Grandウェルター級時期挑戦者決定戦として、前述したように既に王者を下しているチョープが4月のGladiator009でDemolitionウェルター級王者となった長岡弘樹と戦うことも決まった。この他、2回戦で伊藤空也✖山内雄輔、松本尚大✖松本デビルマンレイ 、ねこ☆佐々木✖宮内拓海、大前健太✖道端正司の4試合とスーパーヘビー級キックボクシング戦=楠ジャイロ✖内田ノボル戦、小島勝志、獅庵、石綱テツオの参戦が今回のリリースで伝えられている。