【ONE90】ゲイリー・トノンが組み技でアンゲレンを圧倒、パウンドアウトで下す
【写真】グラップリングボクシングと称されるポジション&パウンドでトノンは、アンゲレンを寄せ付けなかった(C)KEISUKE TAKAZAWA
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
Def.1R4分12秒by TKO
アンソニー・アンゲレン(オランダ)
テイクダウンのフェイクを見せていたトノンが、最初のダブルレッグで寝技に持ち込むことに成功する。足を一本抜いたトノンは立ち上がってパンチを落とし、すぐにパスからマウントを奪取する。バックマウントになるとワンフックにし、その足も解いたトノンは後方から殴りヒザを頭部に入れる。アンゲレンが立ち上がると、テンプルを殴り、さらにエルボーを打ちつける。スクランブルに持ち込まれても、正面に回ってテイクダウンしたトノン。即マウントを奪取し、パンチを連打。
アンゲレンが背中を向けると、フックを解いて殴り、嫌がったところでバックマウントへ。そのままパンチを続けたトノンがレフェリーストップでTKO勝ちを手にした。
「アメージングだよ。ケージの中に入ると簡単に勝てることはないんだ。ありがとう。試合をして学んで、経験を積んでいるんだ」と勝者は語った。