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【Pancrase303】田中半蔵戦へ、堀江圭功「福岡の人はヤバいというのがありますが……」

Yoshinori Horie【写真】夢だけを追い求めることができる時間は限られている──邁進してほしい (C) PANCRASE

17日(日)に東京都江東区のスタジオコーストで開催されるPancrase303で堀江圭功が田中半蔵と戦う。

2017年ネオブラTを圧倒的な強さを持って制し、勢いそのまま無敗で田村一聖と戦い、KO負けを喫したのが昨年の3月11日だった。

あれから1年、11月の滝田J太郎戦をKO勝ちでクリアし再出発を切った堀江に、経験で大きく上回る半蔵戦前の心境を尋ねるとUFCへの強い想いが語られた。


──田村一聖選手にキャリア初の黒星を喫してから今日で1年になります。

「田村選手がこれまで戦った選手とは違うということは分かっていたつもりだったのですが、パンチのスピードや威力があり、プレッシャーも思っていた以上に強かったです。

正直、試合前のコンディションの調整が上手くいかなかったこともありましたが、それ以上に田村選手に距離を狂わされたことが大きかったです。一発をもらって記憶を失ったのですが、全ては距離感を間違ったことが敗因です。

あれまで負けたことがなくて、あの試合も絶対に勝ってやろうという想いで戦っていました。でも、結果はKO負けで自分のレコードに黒星がついて本当に悔しい想いをしました。あの経験を糧に、絶対にもう負けないという強い気持ちを持つことができました」

──11月の滝田J太郎戦まで、敗北を経験したことで練習内容など変えたことはありましたか。

「練習の中身を変えるということはそこまでなかったのですが、試合までにもっと準備をしたいという気持ちで8カ月ほど間隔を空けた感じです」

──J太郎戦では、どこが成長したのか傍で見ていても分からない力の差を見せた試合内容でした。堀江選手はどのように手応えを感じることができましたか。

「滝田選手はテイクダウンして勝つという気持ちが、組み力に表れていました。尻もちをつかされましたし、あの時は焦りました。滝田選手の気持ちの強さが感じられました。

ただ冷静で戦うことができてテンプルを狙って打って、それで倒れてくれました。滝田選手との試合以降も、全てにおいて強くなっているはずです。1年前とはスタミナ、技術、全てにおいて違います」

──今回の相手は田中半蔵選手です。オファーを受けた時はどのような気持ちでしたか。

「前回はノーランカーの選手と戦ったので、ランキング的に上の選手と試合がしたい……中島太一選手とやりたいと思っていました。ただ、ランクが下なら田中半蔵選手だと決めていました。田中選手はこれまでに日沖選手に勝つなど、強い選手に勝ってきている選手ですし、UFCを目指すうえで、田中選手のように……僕が勝つと評価が上がる選手との試合を希望していました」

──強さを求めての田中選手だったわけですね。

「打撃のプレッシャーも強く、組みも攻守とも強くバランスが取れている選手です。日沖選手を倒した左フックだけでなく、右フックも普通に強いので注意が必要です。ただし、自分の動きができれば必ず勝てると思っています」

──九州対決ですね。

「アハハハ。それは実は僕は少し思っていたことなんです」

──長崎県民として、福岡の選手に負けたくないという気持ちはありますか。

「長崎の人間からすると、福岡の人はヤバいというのがあるんです(笑)。治安も悪いイメージがありますし。ただ、1✖1で戦うなら、やるしかないです。九州対決という熱い戦いをファンの人に見てほしいです」

──先ほどUFCへ行くためにという発言がありましたが、この1年で日本のMMA界を取り巻く状況は大きく変わり、ONEの影響力が増しています。それでも堀江選手が目指す場所はUFCで変わりないのですか。

「契約している日本人選手の数も違うことは理解しています。でも、UFCを目指す気持ち、拘りは変わらないです。UFCのチャンピオンが世界一ですし、僕は世界一になりたくて戦っているので。

自分が活動する場所として、お金のことは当然関係してくると思います。お金は多くもらえる方が良いです。でも、僕はそれよりも強さを求めています。強さを求めた時に一番強い選手が集まっている場所はUFCです。だから目指す場所はUFCしかないです」

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