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【HEAT44】ライト級王者オク・レユン、2度目の王座防衛戦の相手はHEATらしくトム・サントスに!!

HEAT44【写真】オク・レユン✖トム・サントス、外国勢同士のぶつかり合いながら国内屈指のライト級戦がHEATで組まれる (C) MMAPLANET

12日(土)、HEATがオフィシャルFacebookで3月2日(土)に名古屋市熱田区の名古屋国際会議場イベントホールで開催されるHEAT44において、HEAT総合ライト級選手権試合=王者オク・レユン✖挑戦者トム・サントスの1戦を行うことを発表した。


まさにHEATらしいタイトル戦がまた組まれることとなった。両者は2017年2月のHEAT39で揃って初来日し、ライト級王座決定トーナメント準決勝に参戦した。無名の両者だったが、オク・レユンは石川英司をケージレスリングやダーティーボクシングで圧倒し判定勝ち。サントスは岸本泰昭の寝技を凌ぎ、逆に三角絞めへ。岸本のスラムで流血し試合続行不可能となり、途中裁定で判定勝ちを手にした。

その後ノーコンテストと結果が覆ると、HEATでは岸本との再戦を組むことを決めたが、サントスは直後にROAD FCライト級トーナメントに出場する。ここでは国際予選で元UFCファイターで元ロードFCライト級王者ナム・ウィチョルをKOで破る番狂わせを起こした。そしてトーナメント本戦では、キルギスの猛者ラファエル・フィジエフの欠場からの代役ナム・ウィチョルとのダイレクトリマッチとなり、ここで7秒KOで返り討ちに。

ロードFC史上、最短KO記録を作ったサントスだったが、トーナメント準々決勝で同朋ホニ・トーレスの腕十字で敗れ韓国での活動を終えた。その後、パンクラスで井上雄策、冨樫健一郎を連続KOしライト級KOPのベルトに一気に近づいたサントスは、RIZINに転じてダロン・クルックシャンクのエルボーで敗れる。その後は8カ月以上実戦から離れ、電撃のHEAT復帰&タイトル挑戦という展開を迎えた。

この間、オク・レユンはサントスの抜けた王座決定トーナメントで岸本に完勝しHEATライト級王座に就くと、母国のAngel’s Fightingでブレンゾリグ・バットムンクにまさかの判定負け=キャリア初黒星を喫する。それでも昨年5月に豪州の実力者ジャック・ベッカーを相手に王座初防衛に成功し再起、10月には韓国のネオ・ファイトで毛利道場の網本規久を相手に判定勝ちを収め、2度目の防衛戦に臨むこととなった。

王者オク・レユンはザッツMMAというべき、テイクダウンとクリンチを軸とした全てがつながった戦いを見せ、サントスは打撃と寝技では下からの攻撃を得意とする分離型MMAファイターだ。一つの局面を切り取れば、サントスのパンチ力やヒザ蹴りはオク・レユンを倒す力を十分に有している。

ただし、オク・レユンがその距離や位置で戦うことをどれだけ許すのか。正直、今の日本のライト級でサントスとオク・レユンに勝てる選手がそれほどいるとは思えない。このような状況下で、他プロモーションで活動中の日本人選手に打倒オク・レユンに名乗りを挙げHEATに乗り込むという展開になって欲しかったことも事実だが、結果的にサントスの復帰により、HEATらしい海外勢同士のタイトル戦が組まれることとなった。

瞬発力のサントス✖持久&耐久力のオク・レユン──そんな戦いになりそうだ。また今大会には春日井たけしと鈴木万李弥の出場が決まっているが、鈴木はMMAかキックかはオフィシャルの発表はまだない。両者の対戦相手の発表も待たれるところだ。

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