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【DEEP88】総力戦で最高のマッチアップ。元谷友貴✖ビクター・ヘンリーのバンタム級タイトル戦決定!!

Motoya vs Henry【写真】今のDEEPで最高の顔合わせといえるバンタム級タイトル戦が決まった(C) MMAPLANET

12日(土)、DEEPより3月9日(土)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP88 IMPACTの追加カードが発表され、DEEPバンタム級チャンピオン元谷友貴がビクター・ヘンリーの挑戦を受けることが明らかになった。


DEEPオールスター戦となることが予想される同大会。既にストロー級=チャンピオン越智晴雄✖チャレンジャー川原波輝、メガトン級=王者ロッキー・マルチネス✖チャレンジャー酒井リョウという2階級のタイトル戦が組まれているが、ここに昨年10月に釜谷真を破りバンタム級のベルトを巻いた元谷が、大晦日RIZINのジャスティン・スコッギンス戦の勝利を経て、初防衛戦を戦うこととなった。

挑戦者ヘンリーは昨年8月に大塚隆典と対戦し、ボディで腹をえぐり最後は前蹴りで沈めDEEP初戦にしてタイトルコンテンダーに躍り出ると、その後も10月に米国のCXF(カリフォルニア・エクストリーム・ファイティング)、12月にはロシア・エカテリンブルグで行われたRCCで勝利し、通算4連勝を達成している。

ヘンリーは大塚への勝利以前にGrandslamで所英男、上田将勝、パンクラスでは中島太一らに勝利し、石渡伸太郎、ハファエル・シウバ、再戦となった上田戦では黒星を喫してはいるが、いずれも超の字がつく接戦を演じており、その実力は誰もが認めている。

日本のバンタム級のトップどころの多くと互角以上の戦いをしてきた猛者を相手に、バンタム級の元谷がどのような戦いを見せるのか。理にかなった打撃の支配力、今のMMAでは珍しくなったガードワークから極めと、個性ある実力者振りを発揮している元谷と一発のカウンターがあるヘンリーとのマッチアップは非常に興味深い、DEEPの現状で最高のカードといえる。

また同じバンタム級で勝ち切れない実力者=石司晃一が、5年9カ月振りのDEEP出場となる昇侍を迎え撃つ3回戦も決まった。

Brothersこの他、2回戦ではウェルター級の2試合=悠太×渡辺良知、佐藤洋一郎✖米田奈央。ライト級では12月大会で長倉立尚を破った大原樹里には、ご褒美マッチではなく──その長倉の盟友で5年8カ月振りのリベンジを誓う・濱村健が相手に。大原の兄=オーロラ☆ユーキはGSPの練習相手だったというジェルナンド・ラジッドなるファイターと国際戦、さらにフリーとなった高橋誠改め神龍誠(しんりゅう・まこと)は島袋チカラのフライ級戦に窪田泰斗✖横山恭典のフェザー級サバイバルマットと、粒揃いの顔合わせが決まった。

1月&2月の静けさから一転、3月のJ-MMAは3月2日にHEAT、9日がDEEP &DEEP JEWLES、10日はGrachan & Brave Fight合同興行、17日にパンクラス、24日は修斗が竹芝・ニューピアホールへ進出、そして31日にONE両国国技館大会と、文字通りMMA月間となっている。DEEPも他に譲れないとばかり、総力戦で勝負に出る。

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