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【Arzalet04】13カ月振りのMMA。ホベルト・サトシ・ソウザ─02─「MMAを戦う理由は……」

Souza Bros【写真】キルギスではマルキーニョスのセコンド。ソウルでは役割分担が変わる (C)MMAPLANET

11月24日(土・現地時間)に韓国ソウルのクラブ・オクタゴン開催されるArzalet 04で、ペク・スンデと戦うホベルト・サトシ・ソウザ・インタビュー後編。

MMAファイターとして定まった目標を持つわけではなく、積極的に取り組んでいるわけでもないサトシ。だから彼にもファイトマネーを手にする以外にMMAで戦う理由があった。その理由は柔術一家に育ち、常に柔術を指導してきたサトシだからこそ持ち得るMMAを戦う──道理が存在していた。

<ホベルト・サトシ・ソウザ・インタビューPart.01はコチラから>


──MMAをビジネスとして捉えているようですが、MMAでの目標などは何か定めていますか。

「僕がMMAを戦うようになったのは、クレベル(コイケ)やマルキーニョスがMMAの試合に出るようになったからなんだ。2人が戦っているのに、僕はチャレンジしなくて良いのかと思った。クレベルは65キロ、マルキーニョスは77キロ、僕はその中間だから、彼らのように戦わないのはおかしいだろうって思うようになったんだ。

それにね、柔術の練習をするようになった人達、いや柔術だけじゃないね……空手だってそうだよ。格闘技の練習をする人は、何でも有りの状況になれば自分はどう戦うことができるんだろうって考えたことがあると思うんだ。なら、柔術の稽古をしようが、空手の練習をしようがMMAにトライすべきだろうって。

そしてMMAを戦うとファイトマネーが手に入る。だから僕は戦い、これまでMMAの試合を重ねて来た感じかな。その間にベルトを巻くこともできたし、あまり深く考えずに続けて来た。だからMMAを戦ううえで、明確な目標がないんだ。そういうことを考えてこなかったから。

お金をもらって戦う、それが僕にとってのMMAで。たくさん試合をしていつの日かUFCで戦いたいとか、そういう気持ちになったことがない。

少しお金になるし、いつの日か僕の教え子がMMAで戦いたいと言ってきた時に、僕もMMAを戦って……MMAが何か自分の体験したことを伝えたいから。教え子たちにMMAを戦う姿を見せ、オクタゴンの中では何が起こっているのかを知ってもらう。う~ん、そうだね……それがMMAを戦う理由かもしれないね」

──ところで今回は試合前夜に関根秀樹選手がONEのマニラ大会で戦います。

「ヒデキと一緒にマニラに行けないことが、残念でならない。でも、それがMMAで戦うことだと理解している。教え子がMMAで戦い、より良いチャンスを得るようになる。そうすれば僕もそうだし、生徒同士もスケジュールが被ることも出て来るだろう。

金曜日にヒデキが戦い、土曜日に僕の試合がある。翌週はクレベルがポーランドでタイトルマッチだ。今回、僕はヒデキと一緒にいることができないけど、彼が良い試合をすると信じている。試合の時に彼をサポートすることができないのは悲しいよ。でも、それまでは一緒に支え合ってきたから大丈夫だ。

それに僕がここでしっかりと勝てば、クレベルをプッシュすることになるだろうしね。土曜日に韓国で試合をして、月曜日には一緒にポーランドへ行くことになっているんだ(笑)。もしね、ヒデキの試合が金曜日でなくて日曜日だったら、僕は日曜日の朝イチの飛行機を取って、絶対にマニラに向かっていた。それは当然のことだよ」

──そうなると自分の試合があっても、なかなか集中できないですね。

「それは大丈夫。一緒にいることができないことは悲しいけど、さっきも言ったように僕はヒデキを信じている。クレベルを信じている。ただ、ケガをしないよう心配しているだけで。彼らの試合が気になって、自分の試合に集中できないなんてことはないから。そしてオクタゴンの中には何も持ち込まない。ただ戦って勝つことに集中している」

──では土曜日の夜はどのような試合をファンに見せたいですか。

「打撃を見せたいね。これまで5年間、打撃の練習をしてきたけど、ずっと一発のパンチやキックでテイクダウンしてフィニッシュしてきた。だから、もっと自分の打撃を試したいんだ」

──韓国では柔術人気が高まっているので、現地のファンはサトシ選手のグラウンドが見たいのではないでしょうか(笑)。

「アハハハ。そうだね、確かに韓国の柔術家の人たちの成長は凄いよ。特に青帯や紫帯に良い人材が育ってきている。僕はいつだって自分の柔術に自信を持っているから、打撃を使いたいと思うんだ。同様に韓国の人たちに柔術の素晴らしさを伝えたいという気持ちもあるよ」

──キルギス柔術界からも大歓迎されました。

「驚いたよ(笑)。だってキルギスに柔術があることも知らなかったから。そうしたら色々な人に話しかけられ、写真をお願いされた。柔術が世界中に広まっていることが分かって幸せな気分になれたね」

──では最後に土曜日に試合に向けて、一言お願いします。

「まずストライカーとしての自分を試したいと思う。そして、自分の柔術をMMAのなかで見せて勝つよ。頑張ってきます」

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