【Gladiator X Demolition02】大道の計量欠席に対し、MIKE「戦いのと、ふざけんなという気持ち」
【写真】苦しい胸の内を話したMIKE(C)MMAPLANET
明日2日(日)に大阪府堺市の堺市産業振興センターで開催されるGladiator × Demolition 02でMIKEの挑戦を受けてフェザー級王座防衛戦を戦う予定だった大道翔貴が脱水症状を起こし、地元・岡山県の病院で点滴を打つ状態に陥り公式計量を欠席した。
11月に自らのジムを奈良にオープンするMIKEにとっては、非常に大切な試合。しかし、正規の計量を行わなかった選手に試合をする権利はあるのだろうか。MIKEの沈痛な想いとは。
大道は11時の時点で地元で体重を図り、その映像をグラジエイター櫻井裕一郎代表に送り、計量会場に来ることができなかった。その後、病院で点滴を打ち、試合開催地の堺に到着した時点で体重は71.1キロに戻っていた。
彼が到着する前に──今回の試合はMIKEの意思を確認し、大道が勝った場合は無効試合でベルトは剥奪という方向で試合は組まれる可能性があった。このような現状に、会見の時点でMIKEは以下のように心境を吐露している。
MIKE
「ここに……計量に来ている選手は皆、しっかりと体重を落としてきているわけで。皆、今日とか昨日は水抜きして、ホンマにつらい思いをしてやってきています。試合をしたいという気持ちと、ふざけんなという気持ちで複雑です。上手く言えないですけど、脱水症状になると死ぬ選手もいます。だから頑張れとは言えないです。
でも、もうちょっと違う減量のやり方があるんやと思います。彼に限っては前回も計量失敗しているし、違うプロモーションでもやってる。悔しいのもあるんですけど、試合に関しては櫻井代表と話し合って、やるかやらないかを決めたいと思います」
MIKEが戦いたい気持ちは重々理解できる。ただし、計量会場で互いの前で体重チェックを行わない限り、公平性は著しく欠けることは確かだ。
■Gladiator X Demolition02計量結果
<Gladiatorウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者]レッツ豪太: 76.8キロ
[挑戦者]チョモランマ1/2:76.9キロ
<GLADIATORフェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 大道翔貴: ──キロ
[挑戦者] MIKE: 65.75キロ
<DXFCウェルター級王座決定戦/5分3R>
堂垣善史: 77.05キロ
石川史俊: 76.25キロ
<GLADIATORフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] 加マーク納: 56.5キロ
[挑戦者] NavE: 56.6キロ
<対抗戦ライト級/5分2R>
網本規久: 69.85キロ
中西聡: 70.05キロ
<対抗戦フライ級/5分2R>
宮城友一: 56.35キロ
藤田健吾: 56.45キロ
<対抗戦バンタム級/5分2R>
林優作: 61.1キロ
上嶋佑紀: 61.05キロ
<対抗戦ライト級/5分2R>
徳野”一心”一馬: 69.9キロ
友實竜也: 70.85キロ→70.15キロ
<対抗戦ライト級/5分2R>
飯田健夫: 69.95キロ
井上啓太: 70.15キロ
<対抗戦フェザー級/5分2R>
楠本忍: 65.2キロ
宮﨑龍貴: 65.55キロ
<OPフライ級/5分1R>
田中スネ夫ハヤト: 56.45キロ
若松翼: 56.7キロ