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【UFN135】UFC戦績10勝3敗、ミスターFight Passプレリミ=ハニ・ヤヒーラがまたも第1試合に出場!!

Rani【写真】廣田とのフェイスオフ。この日から5年以上、メインカード出場の無いヤヒーラは今大会でも第1試合に出場。この間、黙々とケージに足を踏み入れ、フラフラになるまで戦い続けてきた(C)MMAPLANET

25日(土・現地時間)、ネブラスカ州リンカーンのピナクルバンク・アリーナでUFC Fight Night135「Gaethje vs Vick」が開催される。メインはジャスティン・ゲイジー×ジェイムス・ヴィックのライト級が組まれた当大会、敢えて──というわけではないがオープニングファイトに注目したい。


UFC Fight Passプレリミでルーク・サンダースと対戦するハニ・ヤヒーラはWECがUFCに統合されて以来、7年に渡りオクタゴンで戦い続けているグラップラーだ。まだ茶帯だった2003年にADCCブラジル予選でルシアーノ・アゼベド、ウドソン・ホシャ、そしてマルコ・ロウロとMMAでも活躍する柔術&ルタリーブリの強豪を立て続けに破り、世界大会出場を決めた。

この年はベスト8入り止まりだったが、ムンジアル茶帯ペナ級(フェザー級)で優勝するや2005年はADCCで準優勝、2007年にはついに世界の頂点に立っている。マーシオ・フェイトーザ、ブルーノ・ブラサト、レオナルド・ヴィエイラを倒すなど、65キロで世界最強の称号を手に入れたヤヒーラは、この間にD.O.GやHERO’Sに来日しMMAでも10勝2敗(JZ・カバウカンチとフレジソン・パイシャオンに負け)という好成績を残していた。

その後、Dynamite!!の山本KID徳郁戦を挟んでWECで戦い、UFCにステップアップを果たした。ヤヒーラの何が特別かといえば、このウェルラウンダー時代のMMAに於いて──完全に柔術ベースのグラップリングを武器に戦っていることだ。

もちろん打撃も使う。距離を測るローもジャブ&大振りのフックも、全て組みつくためだ。そして初回から全力でテイクダウンとコントロールを続け、2Rの終盤には決まってガスアウト状態に陥る。それでも最終回に仕留められることはだけは避け、勝ち名乗りを受けた直後にケージサイドの椅子に倒れ込み、立てなくなることもあった。

自分が何をすべきかを理解し、そこに向けて全力で初回と2Rを取りに行く。ある意味、素晴らしく潔いヤヒーラだが、これが米国のファンには受けない。結果、ヤヒーラのUFCでの戦績は10勝3敗1NCという非常に立派な数字だが、14度もオクタゴンに足を踏み入れておきながらメインカード出場は2013年3月の日本大会=廣田瑞人戦の1度しかない。それ以外は全てプレリミ出場で、ファイトパス大会では2大会連続で第1試合を戦ったこともあった。いってみれば一番格下のFight Passプレリミの常連のヤヒーラは、どれだけ勝利を重ねても上位カードに顔を覗かせることはない状況が続いている。

それでもヤヒーラは黙々と──いや、ヘロヘロになりながら相手を組み伏せ、引き込んで逃げ切ってUFCで戦い続けてきた。そんなヤヒーラがこのところ2試合で一本勝ちフィニッシュを見せている。キムラと肩固め、いかにも彼らしい勝ち方といえる。対して、サンダースはキャリア12勝2敗で、UFCでは2勝2敗の打撃系ファイターだ。

ハイスクールレスリングで州王者になる一方で、17歳の時からタフマンコンテストに出場していたサンダースは、アマボクシングで9勝0敗という戦績を残している。サウスポーから力の入ったフック、距離が詰まるとヒザを突き上げるサンダースは、ストライカーというよりもブロウラーの一面を持つ。グラウンドでのコントロール&パンチにも長けているサンダースを相手に、ヤヒーラが魂のテイクダウン密着ファイトを貫くことができるのか。第1試合から見逃せない。

■ UFN135対戦カード

<ライト級/5分5R>
ジャスティン・ゲイジー(米国)
ジェイムス・ヴィック(米国)

<フェザー級/5分3R>
マイケル・ジョンソン(米国)
アンドレ・フィーリ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
アンジェラ・ヒル(米国)
コートニー・ケイシー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイク・エレンバーガー(米国)
ブライアン・バルベレナ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョン・モラガ(米国)
デイヴィソン・アルカントラ(ブラジル)

<ミドル級/5分3R>
アリク・アンダース(米国)
ティム・ウィリアムス(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジェイムス・クラウス(米国)
ヴァルリー・アウベス(ブラジル)

<バンタム級/5分3R>
ユーリ・アルカンタラ(ブラジル)
コリー・サンドハーゲン(米国)

<ミドル級/5分3R>
アンドリュー・サンチェス(米国)
マルク・ペレス(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
ミッキー・ガウ(米国)
ジョージ・サリバン(米国)

<女子フライ級/5分3R>
ジョアン・カルダーウッド(英国)
カリンドラ・ファリア(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
ドリュー・ドバー(米国)
ジョン・タック(グアム)

<バンタム級/5分3R>
ルーク・サンダース(米国)
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)

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