この星の格闘技を追いかける

【ONE74】長谷川賢、エヌサンとの5Rまで及んだ死闘の末に壮絶に散る

<ONE世界ミドル(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
オング・ラ・エヌサン(米国)
Def.5R3分13秒 by TKO
長谷川賢(日本)

大「オング・ラ」コールが起こり、長谷川にとっては完全アウェーの中で試合が始まる。サウスポーの長谷川が右手を伸ばして前に出る。エヌサンは脇のしまった構えから右ストレートを返して、右ミドルを蹴る。長谷川は左ストレートから右フック。エヌサンは構えをサウスポーにスイッチすると、長谷川はそこに左ストレートを打ち込む。エヌサンも左ストレートから飛び込んで右フックを返す。

エヌサンが構えをオーソドックスに戻すと、長谷川は右ハイキックを蹴る。右ストレート、右ミドル・ハイキックのエヌサン。長谷川はしっかりと左のガードを上げてディフェンスする。じわじわと前に出るエヌサンは右ミドルと右ストレート、長谷川も右手の細かいフェイントから左ストレートを打ち込む。長谷川が左ハイキックを蹴ってバランスを崩すと、すぐにパンチで襲い掛かるエヌサン。ここは長谷川がすぐに立ち上がって事なきをえる。

2R、距離を詰めて前に出るエヌサン。長谷川はエヌサンの外側に位置取りして、そこから左ストレートを起点にパンチのコンビネーションを見せる。エヌサンも右ストレートを打ち返すが、長谷川の動きを止まらない。エヌサンは右ミドルを蹴って、自らバランスを崩す。

立ち上がったエヌサンに対して、長谷川が左ストレートから右フック。エヌサンは右ミドルと前蹴りを使うが、長谷川は前後のステップイン・アウトでかわす。エヌサンは右ミドルと左フック、長谷川はテイクダウンも織り交ぜながら、左ストレートと右フックを細かくヒットさせる。エヌサンが左フックを強振するが、長谷川も左ストレート・右フックを打ち返して譲らない。

3R、エヌサンは右ストレートから左フック、構えをスイッチして左フックを打つ。エヌサンは構えをオーソドックスに戻して右ミドルと右の前蹴り、そして右ストレート。長谷川も左ストレートから前に出ていくが、エヌサンの右を受けて動きが止まる。それでも前に出る長谷川が必死にテイクダウン。サイドポジションで抑え込もうとするが、ここはエヌサンもすぐに立ち上がる。

ここからは中間距離でパンチで打ち合う展開となり、お互いのパンチが何度も顔面をとらえる。残り1分、エヌサンの右ストレートが立て続けに当たり、エヌサンはボディにもパンチを散らす。長谷川も左ストレートを返すが勢いがない。

4R、エヌサンがワンツーで前進。長谷川がタックルでテイクダウンを狙うが、エヌサンはそれを切って長谷川のボディにヒザ蹴りを突き刺す。お互いにフラフラになりながらパンチを繰り出す両者。ここでエヌサンが右ストレートを当て、長谷川の身体を前に引き倒してリアネイキッドチョークを狙う。

首に手をかけられた長谷川だったが、頭を抜いてエヌサンの脇をくぐるようにして、逆にエヌサンのバックをうかがう。エヌサンも必死に動いて身体を抜いてマウントへ。もはや万事休すかと思われた長谷川だったが、必死にブリッジを利かせて立ち上がる。スタンドでは何とか手を出す両者だが決め手はなし。エヌサンが長谷川の足を払ってテイクダウンし、亀になる長谷川の後ろにつくもスタミナ切れで攻撃できない。

5R、先に前に出るのは長谷川。左ストレートを振って前進する。エヌサンは右ミドルとバックスピンキック、右ストレートからの足払いで長谷川をテイクダウンし、亀になる長谷川の後ろに回り込む。ここも長谷川は必死に立ち上がったものの、エヌサンが最後の力を振り絞って右ストレートとヒザ蹴り。

長谷川のボディにパンチを連打すると、足元がおぼつかなくなった長谷川に左右のフック、そして右アッパー。これで長谷川は糸の切れた人形のようにバッタリとマットに崩れ落ち、5Rに及ぶ死闘の末、長谷川は壮絶に散った。

PR
PR

関連記事

Movie

大会予定(現地時間)

JBJJF ALL JAPAN