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【ONE76】マニラ大会で暫定バンタム級世界戦=ヌグエン×ベリンゴン&青木がウィラチャイと、ヘンゾも!!!

Renzo【写真】51歳のヘンゾ。一族イチの狂犬という一面を持つヘンゾが、どのようなMMAを戦うのか(C)MMAPLANET

7日(木・現地時間)、マカオ大会の追加カードが発表したばかりのONE Championshipが、7月27日(金・同)にフィリピンはマニラのMOAアリーナで開催されるONE76「Reign of Kings」で暫定世界バンタム級王座決定戦、青木真也の次戦、そしてヘンゾ・グレイシーと近藤有己のレジェンド対決を組むことをアナウンスした。


チャトリ・シットヨートンCEOが「バンタム級王者ビビアーノ・フェルナンデスが負傷により、今年の後半まで防衛戦を行うことができなくなった」と、マーチン・ヌグエンとケビン・ベリンゴンの間でONE世界暫定世界バンタム級王座決定戦が行われる理由をプレスリリースのなかで説明。

ビビアーノは3月にそのヌグエンの3階級制覇を阻止しており、これまでの彼の防衛戦の間隔でいえば、特に間が空き過ぎるという印象は正直しない。ONEではフライ級でも暫定王座決定戦~統一戦という流れが見られたように、UFCと同様に暫定世界戦を増やす傾向にあるようだ。

その暫定世界戦は──ヌグエンが昨年11月にフィリピンMMA界のエース=エドゥアルド・フォラヤンをマニラでKOし、ライト級世界王座を獲得しており、チーム・ラカイの同門ベリンゴンが敵討ちに出るというストーリーが成り立つ。

また5月のシンガポール大会でラスル・ヤキャエフを破ったばかりの青木真也が、初めてフィリピンでの試合に臨むことも決まった。対戦相手のシャノン・ウィラチャイは昨年12月のバンコク大会で、ヤキャエフに敗れており、ここは青木のマニラお披露目ファイトといったところか。

さらにヘンゾ・グレイシーが8年3カ月振りのMMAマッチで、近藤と対戦というサプライズも。51歳のヘンゾは一昨年は桜庭和志、昨年は菊田早苗とグラップリングで戦ってきたが、打撃有りの試合で不動心を相手にどのような動きを披露するのか。

リリースに先立って、これらのカードについてSNSで触れていたチャトリCEOは──リリースになかった──フォラヤンの同大会出場も明言している。

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