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【Deep Cage】石司晃一とフェザー級のベルトを賭けて戦う上迫博仁─01─「少し、ガッカリしました」

Hiroto Uesako【写真】とにかく落ち着いた口調で、自信が感じられた上迫。その自信の理由は後編で (C)MMAPLANET

15日(土)に東京都文京区・後楽園ホールで開催されるDEEP CAGE IMPACT 2017。3階級の選手権試合が行われる同大会で、上迫博仁が石司晃一とフェザー級王座決定戦を戦う。


チャンピオン今成正和が負傷&長期欠場でベルトを返上し、その今成への挑戦者候補だった上迫は、バンタム級で戦ってきた石司と戦うこととなった。

以外な対戦相手の印象と、進化する上迫スタイルについて話しを訊いた。

──石司選手とフェザー級王座決定戦を戦う上迫選手です。前チャンピオンの今成正和選手が負傷でベルト返上を受け、王座決定戦となりました。

「もともと今成選手に挑戦するという話があったんですけど、そういうことになって王座決定戦に出ることになって。相手は誰になるんだろうなって思っていたら、石司選手に決まり少し残念でした」

──残念というのは?

「もっとレジェンド的な選手と戦いたかったというのがあります」

──そもそも昨年12月に長倉立尚選手と今成選手が戦った時、今成選手が打撃で攻勢に出て王者になるという予想はありましたか。

「僕としては長倉さんに負けているので、長倉さんに頑張って欲しいという気持ちではいました。ただ、試合を見ていると攻めないですし、堅く戦っていて……。長倉さんを前に出させない今成選手の力は凄いモノなんだと感じました。

それにしてもパンチでダウンを取ったのはまさかの展開で、本当にビックリしました。判定までいったら長倉さんだと予想していたのが、ダウンを奪ったのは3Rでしたからね」

──それまでは長倉選手にタイトルを獲得してもらって、王座挑戦という形でリベンジを果たしたかった?

「う~ん、そこまでは考えていなかったかな。僕にタイトル挑戦の話が回ってきた時に誰と戦うのかというのは。それよりも自分自身が強くなることに気持ちがいっていました。

長倉さんともう一度戦いたいとも思っていなかったし。3月にガイ・デルモと戦う前に勝ったらタイトル挑戦という話もなかったです。だからあの試合の後は、パンクラスのフェザー級に殴り込んでやろうっていうぐらいの気持ちでした。それが、試合後すぐ5月に今成さんに挑戦するという話が回ってきたんです」

──では今成選手対策というのは?

「弱冠ですね。まだイメージの段階ぐらいで。だから足関節を極められる時は極められるだろうっていうぐらいで(笑)、具体的な対策は全く練っていなかったです。でも、7月にも今成さんは間に合わないということで王座決定戦という流れになりました」

──王座決定戦の相手、誰になるかと予想していましたか。

「菊野(克紀)選手とか、小見川(道大)選手──ひょっとしたら金原(正徳)さんもあるかも……とか」

──レジェンドばかりで(笑)。そして、最終的には石司選手になりました。

「全くのノーマークでしたね。バンタム級だし、それも5月に王座決定戦で負けたばかりだし。何なんだよって」

──何なんだよ(笑)。

「2試合連続でタイトルマッチって、どんだけ待遇が良いんだよと一瞬思いましたね(笑)。こっちはどれだけ掛かって辿り着いたと思っているんだって」

──石司選手の問題でもないのですが(笑)。上迫選手からすると、そうなりますね。

「確かに彼の責任じゃないです(笑)。でもちょっとイラッとしました」

──バンタム級時代と同じ動きができるのであれば、完成度は高いMMAファイターではないでしょうか。

「良い選手ですね。フェザー級でも体格が小さいとは思わないです。バランスも良いですし、打撃も寝技もできる良い選手ですね。だから余裕をこいてなんてことは一切ないです」

──気を付けないといけないところは?

「根性じゃないですかね(笑)。気持ちは強いと思います。ガンガン前に出てくるので、そこで負けないようにしないと。最後は気持ちですからね、戦いは」

──石司選手は自分への信頼度が高い選手のような気もします。

「芯があるというか、自分の世界観を持っている選手だと僕も思います」

<この項、続く>

■Deep Cage Impact対戦カード

<DEEPウェルター級王座決定戦/5分3R>
長谷川賢(日本)
住村竜市朗(日本)

<DEEPフェザー級王座決定戦/5分3R>
上迫博仁(日本)
石司晃一(日本)

<DEEPメガトン級選手権試合/5分3R>
[王者]シング・心・ジャディブ(インド)
[挑戦者]ロッキー・マルチネス(グアム)

<ライト級/5分2R>
江藤公洋(日本)
ジョン・ソクチャン(韓国)

<女子47キロ/5分2R>
しなしさとこ(日本)
太田千秋(日本)

<バンタム級/5分2R>
高野優樹(日本)
窪田泰斗(日本)

<フライ級/5分2R>
石橋幸太(日本)
聡-S DATE(日本)

<ストロー級/5分2R>
村元友太郎(日本)
川原波輝(日本)

<オープニングファイト バンタム級/5分2R>
小川顕広(日本)
白川“Dark”陸斗(日本)

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