【Pancrase286】スクランブルを許さず、バックを制しRNC極めきった春日井が一本勝ち
<フライ級/5分3R>
春日井健士(日本)
Def.2R3分26秒by RNC
翔兵(日本)
すぐに距離を詰めてきた翔兵に春日井が右を当てる。ケージ際でパンチの勢いに押されたようにスリップした翔兵に組みついた春日井がバックに回る。襷からワンフックの春日井の右手首を翔兵が掴んでディフェンス。春日井は後方からヒザを太腿にいれて前方に崩すと、ワンフックでバックを取る。やがて両足をフックした春日井は四の字フックに。後方からパンチを入れる春日井は、胸を合わせに来る翔兵の試みを許さない。そのままバックを制し続け、腕十字狙いから鉄槌を落とした春日井が初回に3票を獲得した。
2R、打撃の交換からクリンチの攻防となり翔兵がケージに春日井を押し込む。左を打った翔兵が離れると、春日井はワンツーからハイキック、ダブルレッグへ。がぶった翔兵は、春日井が立ち上がると離れる。左ジャブを当てた春日井に組みついた翔兵は、自ら離れる。右を当てた春日井が、連打から組んでテイクダウンしバックへ。ヒザ立ちの翔兵をRNCに捉えた春日井が一気にタップを奪った。
「岐阜県恵那市山岡町出身の春日井健士です。覚えて帰って」とまた外し気味のマイクをマモル挑戦へと何とか軌道修正した春日井は、荒ぶる言葉を吐きながら控室に戻った。