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【Pancrase283】松嶋こよみと対戦、1年8カ月振りの参戦マルロン・サンドロ「年齢がいけば経験が増える」

marlon-sandro【写真】かなり白いモノが目立ってきたマルロン・サンドロ、39歳。松嶋戦は経験×勢いという戦いだ (C)MMAPLANET

15日(金)、東京都渋谷の和術慧舟會HEARTSで18日(日)にディファ有明で開催されるPancrase283に出場するマルロン・サンドロ、ホジェリオ・ボントリンの両ブラジリアンが公開練習を行った。

松嶋こよみと対戦するマルロン・サンドロは昨年4月にISAO戦で判定負けを喫し、日本で戦わないと明言したこともあった。あれから1年8カ月、韓国ROAD FCで1敗1分、ブラジルでShooto Brazilの試合では勝利して1勝1敗1分で、日本に戻ってきたサンドロ。

仕切り直しの一戦で若手のホープと戦う彼の試合前の心境とは。


──現在のコンディションは如何ですか。

「何度も日本に来ているけど、正直言って今回が一番体調が良いんだ。長いフライトがあったけど、問題ない」

──調子の良い要因は?

「ブラジルからドバイまでビジネスクラスに乗ることができて、ラッキーだった(笑)。海外で試合をするのにビジネスクラスに乗ることができたのは初めてで、凄く楽だった」

──昨年4月のISAO戦で判定に納得がいかず、もうパンクラスで戦うことはないと言っていたのですが、どのような心境の変化があったのでしょうか。

「判定結果については今の納得できていない。長い間、日本で戦ってきて、あのままきっぱりと戦わなくなるのはどうなのかと思っていた。応援してくれるファンにも僕の試合を見てほしいし、このままじゃいけないと思った。

なのでパンクラスで戦うことを決めたけど、時間が経とうがあの試合結果を覆してくれるという期待を持っているよ。あと、あの試合のあとでとある日本の友人が、あんな判定がになって申し訳ないと泣いてくれて……凄く感動したんだ。そんな風に思ってくれる友人に恩返しがしたいと思ったんだ」

──松嶋選手はキャリア7戦、どのような印象を持っていますか。

「プロで2年しか経っていないし、試合数も少ない。でも、そんなことは関係ない。強い相手だから、ベストを尽くしたい。判定に持ち込まず、一本かKOで終わらせようと思う」

──このところの戦績を見ると、マルロン・サンドロも衰えてきているのではという意見もあります。その辺りはどのように考えていますか。

「体の衰えはないよ。私生活でトラブルがあったけど、それが解決したので日本、またパンクラスで戦うことを嬉しく思っている。年齢がいけば、経験が増えるということなんだ。またベルトを奪い返したい。勝ち取りたいね」

──この試合には関係ないのですが、パンクラスのフェザー級では日沖選手も戦っています。また、彼と戦ってみたいという気持ちはありますか。

「ヒオキは友人だ。UFCをリリースされたことが残念でならない。でも、ヒオキもそうだし他の強い選手とも機会があれば戦いたい。一番欲しいのはベルト。ベルトを取り返したい。なのでチャンピオンのアンディ・メインとは絶対に戦いたい」

■Pancrase283対戦カード

<KOPストロー級選手権試合/5分5R>
[王者] 砂辺光久(日本)
[挑戦者] 北方大地(日本)

<フェザー級/5分3R>
ISAO(日本)
高谷裕之(日本)

<フェザー級/5分3R>
松嶋こよみ(日本)
マルロン・サンドロ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
内村洋次郎(日本)
田中半蔵(日本)

<フライ級/3分3R>
桑原悠(日本)
三澤陽平(日本)

<フライ級/3分3R>
中村龍之(日本)
杉山廣平(日本)

<フェザー級/3分3R>
渡辺謙明(日本)
堀江圭功(日本)

<ライト級/3分3R>
小林裕(日本)
丸山数馬(日本)

<フライ級/5分3R>
春日井健士(日本)
ホジェリオ・ボントリン(ブラジル)

<フライ級/3分3R>
神酒龍一(日本)
古間木崇宏(日本)

<フライ級/3分3R>
荻窪祐輔(日本)
若松佑弥(日本)

<ライト級/5分3R>
林源平(日本)
ジョン・パチスタ・ヨシムラ(ブラジル)

<ストロー級/3分3R>
小塚誠司(日本)
児玉勇也(日本)

<バンタム級/3分3R>
TSUNE(日本)
山口亮(日本)

<バンタム級/3分3R>
合島大樹(日本)
坂本端氣(日本)

<フェザー級/3分3R>
松岡嵩志(日本)
宮路智之(日本)

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