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【Deep Cage】初代ストロー級王者カン・サトー 「僕の戦いには弱点がない」

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kan-sato【写真】男子ではDEEP最軽量級のチャンピオンが誕生した (C)TAKUMI NAKAMURA & MMAPLANET

18日、東京都文京区の後楽園ホールで行われたDEEP CAGE IMPACT 2016 in Korakuenで、小島壮太と初代DEEPストロー級王座を賭けて戦い見事な判定勝ちでベルトをその腰に巻いたカン・サトー。

打撃、組みともに強い小島を相手、真っ向勝負で勝利を得た。22歳の王座戴冠、勢いがある一方で円熟味のある技術を見せたカン・サトー、チャンピオンに話を訊いた。


──タイトル奪取、おめでとうございます。今の気持ちを教えてください。

「本当に夢のような気持です。ベルトを獲れるなんて、1年ぐらい前には全く思っていなかったので。本当に嬉しい……、嬉しいの一言です」

──下馬評では決して優位とは見られてはいない勝負でした。

「自信は結構ありました。ただ小島選手は組みも強いし、カウンターも上手いイメージがあったので……自信があっても不安と半々でした。

作戦のようなモノはあまりなくて、いつもの試合をしようと心掛けていました。対戦相手が誰だろうが、僕の戦いには弱点がない。組みを多めに練習はしてきましたが、どの局面でも戦えると思っているので。トータルに何でも使って戦うつもりでした」

sato-vs-kojima──初回は低い姿勢で左のオーバーハンドから右を入れ、徐々に体を起こして左の振りもコンパクトになっていきました。

「それも作戦ではないですけど、オーバーハンドが当たりそうだったので使っていただけで(苦笑)。勘というか、自然に出ちゃいました」

──出ちゃいましたか(笑)。

「打撃は回転率を重視して練習してきたので、前の試合よりも速いパンチを打てたと思います。ただ自分の頭が下がり気味の時にアッパーを打たれると怖かったので、そこはアジャストしていきました」

kan-vs-sota──それと近めの中間距離で、見事なまでに前足(※左足)の蹴りを使っていました。

「セコンドの坪井(淳浩)先生が蹴りを使えって指示を出してくれたんで。左の前蹴りとローとミドルを意識して使い、当てることができました。

突き放す蹴りも効かす蹴りも、普段からキックボクシングをやっていますし、そこに子供の頃に学んだ極真の蹴り方も取り入れています。MMAなのでトータルで練習しないといけないですし、今日の蹴りも練習通りの蹴りが出せたと思います。

中間距離での左の蹴りは打ちやすくはないですが、その分当たります。だから、無理をしても使っていった方が良いと思いました」

──その蹴りもあり、寝技でもリードするようになっていきましたが、どこぐらいから行けるぞという感触を掴んでいましたか。

「小島選手のアッパーは嫌だったのですが、自分のパンチも当たっていたし、組みでバックを取った時ぐらいからですからね」

sato-vs-sota──RNCも腕を組み替えて、かなりタイトに入っていたように見えました。

「あそこは極めに行ったのですが、三角絞めも小島選手は強くて極めきることができなかったです」

──準決勝の越智選手との試合では勢いが感じられ、今回は円熟した技術が見られたような気がしました。

「勝ちたいので……ベルトが掛かっている試合だったので、いつもはガムシャラに戦っていますが、今回は積極的には戦っても行き過ぎないようにというのは考えて、慎重に戦った部分もありました」

──22歳、恐るべきチャンピオンの誕生ですね。大学卒業後の進路も決まっているカン・サトー選手ですが、これからに関しては?

「いやぁ、これからのことは分からないですけど、前向きに考えたいです(笑)。やっぱり格闘技が好きなので……、夢を見たいという気になってきました。とにかく、格闘技を辞めることはできないので続けていきます!!」

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