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【ONE49】12月2日、マニラでブランドン・ベラの世界ヘビー級王座に挑戦するのは何とシュレック関根!!!

sekine-vs-vera【写真】何が起こるか分からない。そんな期待感を抱かせるシュレックのブランドン・ベラ挑戦だ (C)MMAPLANET

20日(木・現地時間)、ONEチャンピオンシップより12月2日(金・同)にフィリピンはマニラのMOAアリーナでONE49「Age of Domination」を開催し、ONE世界ヘビー級王者ブランドン・ベラに日本の関根シュレック秀樹が挑戦することが発表された。


昨年12月にチョイ・ルイス・ペリーを下し、ONE世界ヘビー級のベルトを巻いたベラが、ルーツ=フィリピン・マニラ大会で1年振りに実戦=初防衛戦で戦うのはシュレック関根という意外な相手だった。日本ブラジリアン柔術界重量級の実力者シュレック。ヒザの負傷から柔術でも長期欠場を強いられたが、今年はGI東日本&西日本選手権でオープンクラスを制し、JBJJF全日本マスターと全日本で2階級制覇、さらに9月のIBJJFアジア選手権ウルトラヘビー級で優勝と破竹の快進撃を続けてきた。

シュレックのMMAといえば、DEEP浜松大会を中心に試合経験を積んできたが、今回の世界王座挑戦が一昨年12月のREAL第1回の河野隆太戦以来、実に2年振りとなる。これまでの国内ヘビー級を相手にした時は、強烈なローを見せ寝技に持ち込むと一本やパウンドアウトで7連勝、判定にもつれ込んだ試合も1度しかない。

ただし、ベラのようなワールドクラス──加えて打撃の持ち主と戦った経験は皆無といっても過言でない。それでもブルテリア・ボンサイではアバターというスパーリング・パートナーがいることで、長身&リーチの長い戦いは想定できる。大切になってくるのは、殴るよりも殴られた時の耐久力か。

この辺り、シュレックが実生活における機動隊やマルボウ??という修羅場の経験がどう生きるのか──という表現は警察官、格闘家両面においても失礼に当たるかもしれないが、気持ちの強さ、動じない強さと耐久力が合致して初めて、ベラとスタンドで渡り合え、テイクダウンの態勢に持っていける。

とにかく未知、加えて何が起こるか分からない期待感を踏まえ──ベラ×シュレックは要注目の一戦だ。

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