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【Pancrase279】ブルッキンズとの防衛戦に臨む石渡伸太郎<02>「お前にこの覚悟はあるのか?」

Shintaro Ishiwatari【写真】上で戦うために、これ以上足踏みは許されない石渡伸太郎(C)MMAPLANET

24日(日)、東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase 279でジョナサン・ブルッキンズを相手にKOPバンタム級王座防衛戦を行う石渡伸太郎インタビュー後編。

過去4年の肉体的不調を明らかとした石渡が、再び心技体を取り戻し挑むブルッキンズ戦、その自信の理由とは?

<インタビュー前編はコチラ

──おお、力強い言葉です。それと見ている側としては、寝技の完成度が上がっていると感じていたのに、石渡選手からすれば「一生できない」という状況だったのですが、本当に次の試合の完成度の高さが楽しみです。

「正直言って、何にも上手くなんてなっていなかったんですよ。全く力は出せていなかった。でも、今もまだパーフェクトじゃないです。力が落ちていた時間が3年ほどあったので。でも、みるみる戻ってきています」

──練習仲間や打撃の新井誠介コーチ、組み技の植松直哉コーチからもそのようなことを言われますか。

「どうなんでしょう……。言われることもあります。僕が思っていた全盛期に近いことができている感覚はあります。宇野さんと戦ったあともずっと『今が全盛期、今から新しくなるんだ』って変えてきましたけど……まぁ試合をしてみると、ヒロにはパンチでダウンを取られるはギロチンにも殴られるは。皆に殴られました。

ビクターと戦っている時も『なんで、コイツ倒れないんだろう?』って思って戦っていて。でも、パンチ力もないし相手が僕のことを怖がっていないんだから、倒れないですよ」

──ではブルッキンズ戦ではパンチで相手をビビらせることができる?

「まぁブーンと振るうのかどうかは分からないですけど、相手は僕に怖さを感じるとは思います。前の試合とはそこが違うはずです」

──ケガの影響があっても、この間に積んできたことがあります。その部分も大いに発揮できるのは、これからという期待も成り立ちます。

「この間やってきたことは今、生きています。だから昔が全盛期だったという気持ちは、もうないです。ホントにここからだと思っています。

ビクター戦は勝ったけど、皆に納得してもらえるような強さを見せることはできなかったので、次は本当にチャンピオとして強さを見せて……。それでも前は負けているから、気持ち的には挑戦者のつもりで、実力をしっかりと見せて回りに納得してもらえる試合をします」

──万全ではなかったかもしれないですが、ビクター・ヘンリー戦のようなギリギリの戦いを乗り越えたことは大きくないですか。

「それはデカいです。僕は堀口(恭司)君とも5R戦っているし、ビクターともやっている。どっちの試合も5Rに向かうときは意識が朦朧としていました。

『お前にこの覚悟はあるか?』と、こっちはあるよ。そこを乗り越えた自負はあります」

──それこそ心技体、三拍子揃った石渡選手が見られるということですね。

「ただヤツはTUF12優勝者ですからね。そこらへんのUFCリリースファイターとは違うでしょうから。そういう強い相手にしっかりと競り勝てる力はあると思います。懸命にパンクラスも元UFCファイターを招聘してくれていますが、そのなかでもワンランク上の選手だと認識しています」

──言い方はおかしいですが、UFCレベルのUFCファイターだということですね。

「ブルッキンズが僕とかと戦ってビックリすることはないと思います。だってジョゼ・アルドと戦っているんですから。だから、そういう強いヤツに競り勝ってやろうと思います。

向こうが前のままのイメージで、イージーに考えていると火傷させてやりますけどね。何回か倒れている、それをアイツ自身は分かっているはずだから、警戒してこないとおかしいですけどね」

──リベンジなることを本当にファンも望んでいるはずです。ここで躓くと困りますから。

「その自信はありますし、準備もできています。本当に強い相手だけど、勝って当たり前だと思っています。もういい加減、年も喰ってきたしゆっくりはしていられないですから」


■Pancrase279対戦カード

<バンタム級/3分3R>
清水悠生(日本)
平岡将英(日本)

<バンタム級/3分3R>
井関遼(日本)
宮川峻(日本)

<フライ級/3分3R>
川原玲郁(日本)
島袋力(日本)

<バンタム級K.O.P.T./5分5R>
[王者] 石渡伸太郎(日本)
[挑戦者] ジョナサン・ブルッキンズ(米国)

<フライ級王者決定戦/5分5R>
安永有希(日本)
神酒龍一(日本)

<ウェルター級/5分3R>
鈴木槙吾(日本)
岡見勇信(日本)

<バンタム級/5分3R>
上田将勝(日本)
ハファエル・シウバ(日本)

<フライ級/5分3R>
中井りん(日本)
ライカ(日本)

<フライ級/3分3R>
コンボイ升水(日本)
獅庵(日本)

<ライト級/5分3R>
アキラ(日本)
長岡弘樹(日本)

<ストロー級/5分3R>
朱里(日本)
ニコーレ・カレアーリ(ブラジル)

<ウェルター級/3分3R>
有己空(日本)
高鍋明大(日本)

<ウェルター級/3分3R>
高木健太(日本)
手塚裕之(日本)

<ライト級/3分3R>
冨樫健一郎(日本)
ジョン・バチスタ・ヨシムラ(ブラジル)

<フェザー級/3分3R>
ガイ・デルモ(米国)
稲葉聡(日本)

<バンタム級/3分3R>
ハルク大城(日本)
佐久間健太(日本)

<フライ級/3分3R>
井島裕彰(日本)
上嶋佑紀(日本)

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