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【Pancrase275】アラン・ヤマニハと対戦、瀧澤謙太<02>「頭の中には理想の戦い方がある」

Kenta Takizawa【写真】田中路教が憧れという瀧澤。20代が20代に憧れる──時代は確実に動いている (C)TAKUMI NAKAMURA

31日(日)、東京都江東区のディファ有明で開催されるPancrase275でアラン”ヒロ”ヤマニハと対戦する瀧澤謙太インタビュー後編。

現在4試合連続KO勝ちの21歳。空手からスタートした格闘遍歴と次戦への抱負を尋ねた。
<瀧澤謙太インタビューPart.01はコチラから>

――つまりハンドボールでも素質があった万能の瀧澤選手ですが、そこからまたなぜレスリングを? レスリングを始めるきっかけは何だったのですか。

「部活を卒業した時にちょうどリバーサルジム横浜グランドスラムがオープンして、父親に『近くにこういうジムが出来たらしいぞ』って教えてもらったんです。それで試しに行ってみるかというノリで見学に行ったら、すごく面白そうだったので入会しました。そのまま半年だけジムで練習を続けて、高校でレスリング部に入りました」

――そこでも、なぜ空手ではなくレスリングだったのですか。

「空手をやっていた頃から総合格闘技を見ていたし、やっぱり強くなるためには打撃だけじゃなくて、組み技も出来なきゃいけないと思っていたんですよね。それで高校3年間はレスリングでしごかれまくりました」

――レスリングもインファイターだったのでしょうか。

「レスリングは自分からタックルに入るタイプじゃなくて、相手のタックルを切っていなしてカウンターを合わせる、みたいな戦い方でした。あまり疲れることをせずに勝つ、ちょっと変わったスタイルだったかもしれません(笑)」

――なるほど。つまり空手でインファイトの打撃を学んで、レスリングでテイクダウン防御やカウンターを覚える。まさに今の瀧澤選手のMMAに通じるものがありますね。

「高校を卒業して都内に引っ越して、グランドスラムからリバーサルジム東京スタンドアウトに移籍させてもらったんですけど、周りに僕みたいに小学6年間は空手、高校3年間はレスリングという選手はほとんどいないので、自分なりのスタイルがあるのかなと思います。何となく自分の頭の中には理想の戦い方があるので、そこに向けて自分を磨いている最中です」

――公開練習ではグランドスラム時代の先輩・田中路教選手を憧れの選手だとおっしゃっていましたね。

「田中選手は僕の4歳上で、すごく自分に厳しく格闘技に取り組んでいる先輩という印象でした。プロとはこういうモノだというのを教えてくれた先輩ですし、僕もいずれは田中選手のように海外でも活躍できる選手になりたいです」

――次戦は2016年の初ファイトですが、今年はどんな1年にしたいと思いますか。

「まずは全勝で終えること。あとはスタンドでKOするだけじゃなくて、自分からテイクダウンを取ってパウンドで削っていけるような試合が出来るようになりたいです。

自分はデビューから2試合はTTFでリングの試合だったんですけど、パンクラスのデカゴンは自分に合っているなと思いますね」

――この試合はランカー対決であり、試合順的にも注目度が高いことが窺われます。どのような試合を見せたいですか。

「やっぱり僕の持ち味は倒すところだと思うので最初から倒しに行きます。デビュー戦で負けて以来、TTFも含めると4試合連続KO中なので、あとはこの記録をどこまで伸ばせるかにも挑戦したいです」

DSC_0617【田中路教の瀧澤謙太評】
「入門してきた頃から格闘技のセンスはピカイチでした。特に試合になると力を発揮するタイプで、アマチュアの時もずっと思い切りのいい動きをしてよくKO勝ちしてました。今はさらにバックボーンである空手とレスリングに磨きをかけ、上手くマッチしてかなり強くなってると思います!!」

■Pancrase 275対戦カード

<フライ級/3分3R>
手塚裕之(日本)
川和真(日本)

<バンタム級/3分3R>
小宮稔大(日本)
狸瑪猿シュン(日本)

<フェザー級/5分3R>
日沖発(日本)
横山恭典(日本)

<フェザー級/5分3R>
矢地祐介(日本)
ロドルフォ・ルビオ(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
上田将勝(日本)
ホゼ・アルディ(メキシコ)

<バンタム級/5分3R>
瀧澤謙太(日本)
アラン・ヒロ・ヤマニハ(ブラジル)

<ウェルター級/5分3R>
高木健太(日本)
ビスラン・エトレシェフ(ロシア)

<ミドル級/5分3R>
佐藤光留(日本)
セルゲイ・マルティノフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
太田駿平(日本)
バイザット・ハトホフ(ロシア)

<バンタム級/3分3R>
神田T800周一(日本)
CORO(日本)

<フェザー級/3分3R>
川那子祐輔(日本)
中原由貴(日本)

<フライ級/3分3R>
井島裕彰(日本)
加藤直之(日本)

<ライト級/3分3R>
林源平(日本)
上田厚志(日本)

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