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【GI 2015】細川顕が草刈スイープを決め、五味隆典を4-0で下す

Hosokawa vs Gomi【写真】組み技といってもサブミッションレスリングとノーギ柔術は別モノ。このルールでは五味は寝技勝負が必要となり、本職の細川には勝てなかった(C)MMAPLANET

11日(日)、東京都世田谷区の北沢タウンホールでGround Impact 2015が行われ、メインに出場した五味隆典は細川顕の0-4で敗れた。

今年の全日本ブラジリアン柔術選手権、黒帯オープンクラス優勝の細川は、五味との対戦で迷わず引き込む。細川がハーフやデラヒーバで足を絡ませていくと、背中を向けて距離を取る五味。やがて五味がガードのなかに飛び込むと、細川はラバーガードからオモプラッタ、あるいは三角などを仕掛けていく。潜りからのシングルに対して、五味は細川を前方に崩し、さすがに立ちレスで強さを見せる。一方で細川が引き込むと、防御に徹することとなり、動きも少なくルーツを重ねアドバンを許してしまう。

Hosokawa Sweep細川の仕掛けは防ぐが、攻勢に出ることができない五味はついに3つ目のルーチで2ポイントを献上することに。すると細川はデラヒーバガードから草刈り、素早く起き上がってリバーサルを成功させ2Pを追加した。

ガードを強いられた五味は頭をつけられた状態で手繰りにいってしまい、細川がパスのプレッシャーを強める。ここに押し切られるように亀になりシングルへ。これを察知した細川は、右足を引き素早くバックに回りこむ。左腕を左足で制してバックマウントを狙った細川を前方に落とした五味だったが、ガードの中に入るとやはり動けない。4度目のルーチで失格なるかと思われるシーンもあったが、レフェリーはルーチを掛けなかった。

Gomi pass attemptその後も細川はデラヒーバ&ベリンボロのようにバックを狙うが、五味はフックされた足のカカトを取り、尻餅を着いた状態から起き上がって潰していく。フィジカルの強さを見せた五味は、上体を興してヒールフックも細川が瞬時にして察知。その後も足首を掴んで捌きつつ、一瞬アンクルロックを狙う仕種も見せた五味に対し、細川は慌てず足を引っ込めて防御する。ならばと五味はジャンピング、そして側転パスガードを狙うなど最後まで動き続けたが、タイムアップとなり細川の勝利が決まった。

終了後の握手の際に笑顔ながら投げを見せるなど、悔しさを露わにした五味。闘志を見せることはできたが、やはり純粋グラップリング、引き込みがマイナスにならないルールでは、黒帯柔術家・細川を相手にADCC予選出場時のようにレスリングで打開することはできなかった。

Kaneko vs Kako「反応も良いし、やはり体力が柔術家と違う。でも、パスは許さないだろうし、このルールなら勝てる自信がありました。テレビで見ていた五味さんと、自分がまさかクロスするなんて考えられなかったです。本当にこんな機会を得られて良かったです」と細川は大会終了後に語っていた。

なおセミでは金古一朗が、ダブルガードゲームのなかで上下を奪い合うシーソーゲームを加古拓渡と繰り広げるかと思いきや、2-0のリードからパスを決め5-0に。ここからリバーサル合戦も、やはりパスの3点は大きく7-4で加古を振り切った。

Tsukada vs Miyachiまたクローズドから一本狙いというユニークな柔術を追及する宮地一裕は、塚田市太郎に試合早々のアドバンを与えるが、ここから十字とスイープなど仕掛け続ける。

最後も足関狙いで塚田に尻餅をつかせ、ここで立ち上がるとスイープかと思われた局面でも、一本に拘りタイムアップに。塚田が高い防御力をみせ、アドバン1つの差で新鋭の挑戦を退けている。

■ 夜の部 試合結果

<Giグラップリングルール・75キロ以下級/10分1R>
細川顕(CARPE DIEM HOPE)
Def.4-0
五味隆典(久我山RASCAL GYM)

<アダルト黒帯ライトフェザー級/10分1R>
金古一朗(ポゴナ・クラブジム)
Def.7-4
加古拓渡(グラップリングシュートボクサーズ)

<アダルト黒帯フェザー級/6分1R>
塚田市太郎(ダムファイトジャパン)
Def.アドバン1-0
宮地一裕(修斗ジムroots)

<アダルト黒帯ライト級/6分1R>
アサダ トシオ(IMPACTO JAPAN B.J.J)
Def.3-0
大塚博明(Physical Space)

<アダルト黒帯オープンクラス/6分1R>
ヨースキ・ストー(IMPACTO JAPAN B.J.J)
Def.5-0
鍵山士門(デラヒーバジャパン)

<アダルト黒帯オープンクラス/6分1R>
小澤幸康(TEAM-KAZE)
Def.4-0
岡本裕士(RJJ)

<アダルト黒帯フェザー級/6分1R>
チャールズ・ガスパー(IMPACTO JAPAN B.J.J)
Def.2-0
坂本純(トライフォース柔術アカデミー)

<アダルト黒帯オープンクラス/6分1R>
八隅孝平(ロータス世田谷)
Def.2-0
神田崇宏(GRABAKA柔術クラブ)

<アダルト黒帯オープンクラス/6分1R>
新明佑介(トライフォース柔術アカデミー)
Def.3-2
大内敬(パラエストラ小岩)

<アダルトエキスパート・66.0キロ以下級/6分1R>
西林浩平(リバーサルジム新宿Me,We)
Def. referee’s decision
大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS)

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