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【UFC190】試合を見るのが辛い──落日のミノタウロ、シュトルーフに完敗

<ヘビー級/5分3R>
ステファン・シュトルーフ(オランダ/15位)
Def.3-0:30-27,30-27,30-27
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)

左フックから組み付いたミノタウロが腕をクラッチ、シングルにスイッチするなどケージにシュトルーフをおしこむがテイクダウンを奪えない。離れ際に右フックを被弾したミノタウロは、すぐに組み付きなおす。しかし、離れた直後に右フックを打たれる。目が飛んでいるような表情を見せたミノタウロは、自ら組みにいくが引き込むようにグラウンドへ。寝技に付き合わないシュトルーフはスタンドで待ち受け、右ロー。ミノタウロも左右のフックから組み付いていく。離れたシュトルーフは首相撲からヒザ、離れて前蹴り、さらに右ストレートを伸ばす。ミノタウロは左ジャブを返すと、右ストレートからドライブ。シュトルーフは右ローから右ストレートをヒットさせ初回が終わった。

2R、右フックを見せてから組み付くミノタウロ。何と、ここでリオのファンがブーイングを送る。バックに回ったミノタウロは前方にシュトルーフを崩し、バックマウント。マウントに移行すると、シュトルーフが足を戻してヒールへ。足を引き抜き立ち上がったミノタウロは、ヒザからアッパーを被弾する。それでもフックを振るって前に出てシングルへ。離れたシュトルーフは左の前蹴り、右ストレートを伸ばす。簡単にケージに詰められるシュトルーフは胸を合わせて右アッパー、首相撲からヒザを突き上げる。

前蹴りをボディに2発受けたミノタウロは、左ボディを返す。シュトルーフは右アッパーと左フックを空振りも、右ヒザを入れる。攻撃を受けながら前に出続けるミノタウロがケージ際にヒザをボディに受けたとろで2Rがタイムアップに。

最終回、シュトルーフの右ハイをブロックしたミノタウロが組んでテイクダウン。シュトルーフがすぐに立ち上がり離れて左ジャブを伸ばす。右アッパーから右フックを見せたシュトルーフ、ミノタウロがワンツーを返す。シュトルーフは右ローからテンカオ、引き続きヒザを繰り出す。右ストレートを振るうミノタウロは、非常に危なっかしいファイトを繰り返すが、シュトルーフも動きに躍動感がない。

右ハイを思い切り蹴り込んだシュトルーフだが、これも距離が合わず当たりが浅い。ミノタウロはシングルからボディロックへ。シュトルーフが離れると右を振るっていく。シュトルーフは左ジャブを2発、さらに左フック。ワンツーから右ロー、左ジャブとシュトルーフが攻め続ける。倒しにはいかないシュトルーフに対し、残り20秒でドライブしたミノタウロは、最後の10秒も懸命に拳を振るっていったが、タイムアップに。

結果、フルマークでシュトルーフに凱歌が挙がったが、介錯人の役割を十分に果たすことはできなかった試合だった。体調が悪かったことを明らかにしたシュトルーフはブラジルのファンに感謝の言葉を残してケージを後にした。

シュトルーフが気心を加えたように映るほど、動きの悪かったミノタウロ。偉大な功績を遺したミノタウロだが、見るのが辛くなるような反応の悪さに現役続行には賛同できない。このまま戦い続けることは、非常に危ないというしかないだろう。

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