【UFC190】TUFブラジル04バンタム級はヴィエラが制す……
<TUF Brazil 04 バンタム級T決勝/5分3R>
ヘジナウド・ヴィエラ(ブラジル)
Def.3-0:30-27,30-27,29-28
ジレノ・ロペス(ブラジル)
サウスポーのロペス、ヴィエラが右オーバーハンドから組みにいく。ロペスがショートでパンチを入れると、ヴィエラが離れる。遠距離から右を伸ばしたヴィエラは、ロペスのテイクダウン狙いにギロチンを合わせる。ロペスは頭を抜いて、スクランブルの展開になると逆にギロチンを狙う。ヴィエラも頭を抜いて、粗い打撃戦に。フックを振り回し、フックを受けたヴィエラがテイクダウンへ。ロペスは再びギロチンの態勢に入るが、疲れたような表情を見せて自ら絞めを解く。試合は再び打撃戦に突入すると、ヴィエラが右ミドルから右オーバーハンド。労働ビザ発給に問題があり、スライドで同大会で組まれたとはいえPPVラインナップとしては厳しいTUFブラジル・フィナーレだ。
2R、右ストレートから右ミドルとプレッシャーをかけるヴィエラに対し、ロペスは左ミドルを返す。ロペスは続いて左ボディを見せる。単発の打撃戦が続き、ロペスが左ミドルを効かせる。下がりながらもフックを振るうヴィエラが持ち直すが、勢いはロペスか。と、残り1分でロペスがシングルレッグを決めてテイクダウンに成功。残り10秒でブレイクが掛かり、試合は最終回へ。
互いにローを蹴り3Rがスタート。ヴィエラは左ジャブから右ロー、右ハイはロペスがブロックする。手数が少なくなった両者、大振りのパンチの応酬からロペスがダブルレッグを決める。ヴィエラの起き上がり際にロペスがギロチンを合わせる。クローズドで絞めるロペス、脇腹にパンチを入れるヴィエラが頭を抜いて鉄槌へ。下からパンチを振るうロペス、ヴィエラが左右の鉄槌、パウンドを落としタイムアップに。TUFブラジル・シーズン4バンタム級はヘジナウド・ヴィエラが準決勝の敗退から、千載一遇のチャンスを手にした。