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【UFC190】ロンダ・ラウジー、今度は34秒。そして右ストレートでKO勝ち

<UFC女子バンタム級選手権試合/5分5R>
ロンダ・ラウジー(米国)
Def.1R0分34秒by KO
ベチ・コヘイア(ブラジル/7位)

右を振るって前に出るロンダ、左に回ってかわしたコヘイア。すぐに姿勢を戻し、右を振るって前に出るロンダは、左ジャブを伸ばす。コヘイアの右をかわして、距離を詰めたロンダがダーティボクシングからヒザを入れ、大内刈りを狙う。腰を引いたコヘイアにロンダが、アッパーを連打する。小外に後方回転するように倒れて起き上がったコヘイアに対し、ロンダは右フックから左フック、ボディフックを思い切り放っていく。一瞬、左腕を差してヒザをボディに突き上げたロンダが、離れたコヘイアに左ストレートから右ストレートを打ち込む。

この一発で前方に頭からコヘイアが崩れ落ち、ロンダ・ラウジーが3試合連続の1分以内の勝利で王座防衛に成功、しかも柔道の技を決めるのではなく、パンチでケリをつけた。「望んだ通りの展開じゃなかったけど、名前を使うことを許してくれたラウディ・ロディ・パイバーが父と一緒にこの試合を楽しんでくれていたら嬉しい。向こうが組んで来たら、打撃を使おうと思っていてその通りになったわ。私の家族のことをネタにして、戦おうとする人が出て来ないことを願っている。これが最後になってほしい」とロンダは語った。

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