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【UFN111】シンガポール大会のメインはホルム×コヘイア。3人の世界王者経験者揃う

Holm【写真】2月にはジェーメイン・デランミーに敗れ、UFC初の女子2階級制覇とはならなかったほるむだが、これで3人目の世界王者経験者がシンガポール大会に集結することとなった(C) Zffa LLC/Getty Images

13日(木)、UFC JAPANより6月17日(土・現地時間)にシンガポール、カランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFC Fight Night 111のメインがホーリー・ホルム×ベチ・コヘイアの女子バンタム級戦になることが発表された。


日本から五味隆典、佐々木憂流迦、井上直樹と3世代の選手が出場し、既にハファエル・ドスアンジョス、アンドレイ・オルロフスキーという世界王者経験者が戦うことが明らかとなっている同大会のメインにもう1人――世界のベルトを巻いたファイターが加わった。

一昨年11月にロンダ・ラウジーを破り、女子バンタム級の頂点に立った元女子ボクシング世界13冠のホルム。昨年3月にベルトを失い、2月の初代女子フェザー級王座決定戦に敗れるなど3連敗中だが、女子MMAの歴史を名を刻んだファイターに違いない。

そんなヒストリックファイターがバンタム級に戻し、ベチ・コヘイアと戦い試合がシンガポール大会のメインとなった。コヘイアもまたここ5試合は2勝2敗1分と波に乗り切れていないが、そのうちの1敗は世界戦で喫したもの。ホルム×コヘイアは、アジアで行われる女子MMAマッチにあって――MMA的には最もバリューのある一戦であることは疑いようがない。

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