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【UFN115】摩天楼対決はヴォルコフに凱歌、シュトルーフがパンチの連打に敗れる

<ヘビー級/5分5R>
アレキサンダー・ヴォルコフ(ロシア)
Def.3R3分30秒by TKO
ステファン・シュトルーフ(オランダ)

序盤から近めの距離でローを蹴るヴォルコフがワンツー。シュトルーフが前蹴り、ジャブを見せ、ヒザ蹴りを狙う。左を伸ばし合う両者、シュトルーフのハイをキャッチしたヴォルコフがテイクダウンに成功する。すぐに立ち上がったシュトルーフがワンツーから連打へ。ヴォルコフが打ち返し、シュトルーフが離れる。右ボディを入れたヴォルコフが、右を被弾する。シュトルーフは右アッパーを打ち込み、ヴォルコフの距離にさせない。

クリンチの攻防でヴォルコフのヒザがボディに突き刺さる。シュトルーフはハイキックから、ヒザ蹴りもヴォルコフがテイクダウンし素早くパンチを連打する。シュトルーフの頭を固定したヴォルコフが鉄槌、そしてパンチを入れたところで初回が終わった。

2R、左頬が大きくカットしているヴォルコフにシュトルーフが左を当てる。右ローでシュトルーフの姿勢が乱れるが、直後に指が入ったとヴォルコフが中断を要求する。ドクターチェックの後、試合が再開するとシュトルーフが果敢に前に出てパンチを打ち込む。シュトルーフが右を当てると、ヴォルコフも右を返し、左アッパーをヒットさせる。蹴りに左を合わされ、アッパーに右を打ち込まれたシュトルーフがパンチを集中される。

と、再びアイポークがあり試合が中断。リスタート後、ローを蹴り合いシュトルーフが組みに行くも、切られてヒザをボディに受ける。左を当てたヴォルコフは、ボディフックからアッパー、右オーバーハンドで前に出る。右をヒットされ動きが止まったシュトルーフは左右のパンチを受けてラウンドを落とした。

3R、シュトルーフが圧力を強める。しかし、ヴォルコフが右リードアッパーを被弾し、直後にアイポークで試合が中断される。再開後、ヴォルコフが右オーバーハンド、ショートのパンチを纏めてヒザ蹴りを突き上げる。ローで体がよれたシュトルーフが右を被弾し、左ジャブをダブルで打たれる。

右オーバーハンド、左ジャブを当てたヴォルコフはシュトルーフの前蹴りに構わず前に出てショートフック、右アッパーから左フックでダウンを奪う。そのままパンチを集中させたヴォルコフがTKO勝ちを決めた。


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