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【Lion Fight22】大和哲也に続き、ベルトを巻くのはジョー・ナッタウットorサラー・ハリファ?

22日(金・現地時間)、ネバダ州ヘンダーソンのサンセットステーションホテル& カジノて開催されるLion Fight22。今大会では同団体の世界スーパーウェルター級王座決定戦としてジョー・ナッタウット×サラー・ハリファの一戦が行われる。

ラスベガスベースの米国ムエタイ・イベントとして定期的に大会を開催しているLion Fight。前回の3月大会では日本の大和哲也がケビン・ロスにTKO勝利し、世界スーパーライト級王座を獲得した。当初、今大会では世界スーパーウェルター級王座決定戦として、ジョーとアンディ・サワーやジョルジオ・ペトロシアンと対戦している元ラジャダムナン王者ケム・シッソーンピーノンが対戦を予定していた。しかし、ケムが欠場となり、ジョーとハリファの間でスーパーウェルター級王座が争われることになった。

ジョーはアトランタ在住のタイ人ファイター。かつてはルンピニースタジアムを主戦場とし、現在はLion Fightを主戦場に戦う。WPMFの王座獲得歴こそあるジョーだが、いわゆるムエタイの二大殿堂(ラジャダムナン・ルンピニー)のタイトルは手にしてない。その一方でLion Fightではコズモ・アレッシャンドリを前蹴り・ミドル&首相撲で完封。昨年11月には大会直前に代打出場となった試合でも勝利し、2月大会ではリチャード・アブラハムに大差の判定勝利を収めるなど、在米ムエタイ戦士として確固たる地位を築いている。

対するハリファはヨーロッパを中心に活躍し、ISKAの英国王座を獲得。蹴り主体のスタイルでリーチを生かしたアッパーやストレートも得意としている。Lion Fightには昨年9月に参戦し、ヨーセングライ・フェアテックスが保持する世界ミドル級タイトルに挑戦したものの、ヨーセングライのヒザ蹴りに沈み、タイトルに手が届かなかった。今回はケムの代打出場という形で王座戦のチャンスが巡ってきた。

これまでヨーセングライ、タイファイトでスッサコーン・ソー・クリンミーなど超一流タイ人と肌を合わせているハリファ。対戦相手のジョーは彼らに比べて一枚落ちるレベルではあるが、ハリファ自身、相性的にムエタイスタイルの相手に完封されている。Lion Fightではほとんどパンチで打ち合うことなく前蹴り&左ミドル→首相撲→ヒジ&ヒザを徹底するムエタイならではの戦い方で勝利を重ねてきたジョーとハリファでは、ジョーのファイトスタイルの方が有利と見ていい。ハリファとしては超一流タイ人と戦ってきた経験を活かし、ジョーがポイントを取って逃げ切りに入る前の段階=前半のラウンドでいかに自分の強打を当てられるかが勝敗のポイントになるだろう。

またセミファイナルではティファニー・ヴァン・ソースト×ベルニス・オルディスの女子フェザー級王座決定戦が行われ、ウェルター級に続いて女子でも新たな階級の王者が決まることになる。米国発のムエタイ・イベントとして着実に大会を積み重ね、昨年に引き続き次回大会がUFCのファンエクスポ内で行われるLion Fight。フルムエタイルールならではの選手起用・マッチメークを続けて認知度を上げてきたイベントだからこそ、今大会で参戦がかなわなかったがケムの再登場など、今後も世界的に活躍する強豪ムエタイ選手の参戦を期待したい。

■Lion Fight22対戦カード

<世界スーパーウェルター級王座決定戦/3分5R>
ジョー・ナッタウット(タイ)
サラー・ハリファ(イギリス)

<女子フェザー級王座決定戦/3分5R>
ティファニー・ヴァン・ソースト(米国)
ベルニス・オルディス(イギリス)

アンソニー・カストレジョン(米国)
ジェイソン・アンドラダ(米国)

ダミアン・アーリー(米国)
ガストン・ボラノス(米国)

ブライアン・デル・ロサリオ(米国)
トム・モラレス(米国)

クリスティーナ・フェレア(米国)
キャリー・カルタ―(米国)

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