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【UFC FOX15】水垣偉弥、TDからバック許す展開の中で胸を合わせたところで肩固めに敗れる

<バンタム級/5分3R>
アルジャメイン・ステーリング(米国)
Def,3R2分11秒by 肩固め
水垣偉弥(日本/6位)

賭け率で+300とアンダードッグの日本のエース=水垣。左右に動くステーリングが右前蹴りを繰り出す。距離を詰める水垣にステーリングが左ミドルから組み付く。ワキをくぐってバックを取った水垣は、胸を合わせ飛び込んできたステーリングに腰を浮かされかかるもケージを背にして耐える。押し込み続けるステーリング、ヒザを入れた水垣は正座状態でスプロールし、ハイクロッチにも倒れない。ヒザを蹴り合う両者、水垣はケージを背にした状態が続く。残り2分、ブレイクが掛かると水垣がワンツーで前に出る。左ミドルに右を合わせようとした水垣は、左フックをヒットさせる。

残り90秒、ローにも姿勢を乱されない水垣は左フックから右アッパーを狙う。しかし、続くステーリングのシングルで尻餅をつき、立ち上がりながらバックを許した水垣は胸を合わせに行くところで、もう一度倒される。即立ち上がった水垣が終了間際にスピニングバックエルボーをかわしたが、初回を落としたか。

2R、ステーリングの左ハイにもパンチを返す水垣。前に出たところでテイクダウンを取られる。起き上がった水垣はケージに押し込まれ、細かいパンチを受ける。左エルボーを狙って離れたステーリングのダブルレッグを切った水垣は飛びヒザを狙う。構えを変えて、パンチから組み付こうとするステーリングに水垣は右を入れる。スプロールを続ける水垣だが、シングルから左足を救われ倒される。

立ち上がり際にバックを取られた水垣は厳しい局面に。両足をフックしたステーリングがマウントを狙う。上体を起こした水垣は再びバックマウントに捉えられる。両ワキをすくってバックマウントをキープ、肩固めも窺うステーリングの攻勢が続く。胸を合わせることができない水垣はそのまま上体で2Rも失った。

最終回、左ボディフックから右を放つ水垣。組まれずに戦いたいが、パンチを当てるには前に出るしかない。水垣の前進に組み付いたステーリングは、一度はスプロールされるもローシングルからテイクダウンへ。ここは油断していたかのような、痛い水垣のミス。このタイミングで組まれ、立ち上がり際にまたもバックマウントを許してしまう。キープしていれば勝てるステーリングは、水垣の動きに反応すればいい。

と、ここで水垣は胸を合わせにいくとステーリングはガードから肩固めに。体をスライドさせ、最終的には肩固めからRNCの間のような形で絞めあげられた水垣がタップ。2010年11月のユライア・フェイバー戦以来、4年5カ月振りキャリアの2度目の一本負けを新鋭の堅実な組み技の前に喫し、2連敗……。相手が強かったが、最終回のローシングル、最後の肩固めはまさかの仕掛けで油断があったか。いずれにせよ、世界が遠のく敗北となった。

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