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【GLORY14】番狂わせ!! キリアがリスティをKOし、世界王者に

Ristie Kiria II-5

【写真】2Rに仕留めきれず、スタミナを急激に失ったリスティ。キリアの蹴り技の前に、圧力をどんどん失っていった(C)GLORY

<GLORY世界ライト級王座決定戦/3分5R>
デビッド・キリア(グルジア)
Def.5R2分22秒by TKO
アンディ・リスティ(スリナム)

左ジャブからヒザ蹴り、左ミドル&ハイと矢継ぎ早に攻撃を仕掛けるリスティ。キリアのパンチには距離を取り、アッパーから左ヒザを入れる。上背に差のある2人だが、リスティはキリアのパンチをダッキングでかわし、左ボディブローを入れる。スイッチを多用するリスティは右フックから左ヒザを放つ。キリアも右フックを返していく。そのキリアの左に右フックを合わせたリスティが、手数&精度で上回る。キリアのジャンピングスピニングキックは空を切る。加えてリスティは軸足を払うなど、余裕を見せた1Rだった。

2R、オーソから左ジャブを連打し、右ストレートを伸ばすリスティ。サウスポーに構えを変えると、左ヒザを顔面に突き上げ、キリアがダウンを喫する。ヒザ蹴りからフックと追い打ちをかけたリスティだが、まだラッシュは掛けない。リスティはボディを連打し、右フックへ。これは空振りになるが、その後も多彩な攻撃でキリアを封じ込んでいく。ガードを上げたキリアに右ボディフック、左アッパーから右フックと攻めたてたリスティが2Rを圧倒した。

3R、サウスポーから左ヒザ、アッパーの連打からさらにヒザ蹴りとキリアを攻めたてるリスティ。キリアが左フックをヒットさせるも、前に出ようとすると左ボディにテンカオを受ける。キリアは前蹴りを蹴り込んだが、リスティの圧力にストップは掛けられない。キリアの踵落としは空振りになり、スピニングバックキックも体を屈めたリスティの頭の上に落ちるような形に。ここで3Rが終了し、試合はチャンピオンシップラウンドへ。

4R、リスティの左フックにキリアが右フックから右の前蹴りを蹴り込む。リーチの差を蹴り技で埋めるようになったキリアだが、スピニングバックキックは当たらない。リスティも右前蹴りを見せ、右ストレートを伸ばす。左ヒザを突き上げたリスティだが、スタミナをロスしたか動きに序盤のようなキレが見られない。それでも左フックから離れ際にヒザ蹴りを見せ、キリアのハイキックは足払いで転がせるリスティ。ここで4Rが終了した。

最終回、右ジャブから右ボディフック、左ミドルを繰り出すリスティ。キリアは右をヒットするが、マウスピースを吐き出し試合が中断する。リスティは左ボディから左ヒザ、左フックを放つも、キリアは堅いガードで凌ぎ左フックを打ち込む。動きが止ったリスティに、右フックをヒットさせ、ここでスタンディングダウンを奪う。再開後、足下がおぼつかないリスティが、フックを被弾し2度目のダウン。何とか立ち上がったものの、フラフラのリスティにキリアがフックで猛攻を掛ける。ここでリスティがマットに崩れ落ち、スリーノックダウンに。ダビッド・キリアが逆転KO、そして初代GLORYライト級王座に就いた。

2Rの猛攻後、明らかにスタミナ切れを起こしていたリスティ。ジョルジオ・ペトロシアンを破り、70キロ世界最強のキックボクサーの座から、わずか4カ月で滑り落ちることとなった。世界王座獲得にキリアは涙で「まずリスティに感謝したい。次? 今は何も考えられない」と語った。

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