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【Glory28】豪華パリ大会のライト級Tでシッティチャイ、グレゴリアン、キリアが揃い踏み!!

Glory28【写真】現K-1王者グレゴリアン、元ルンピニー王者シッティチャイ、そして前Glory王者キリア。とんでもないメンバーが集まったライト級ワンナイト・トーナメント(C)GLORY

23日(火・現地時間)、今週末26日にシカゴでGlory27を開くGLORYより3月12日(土・同)のフランス・パリはアコーホテルズ・アリーナ(ベルシー・アリーナ)で開催されるGLORY28・ライト級トーナメントの出場選手が発表された。

同大会は既にGlory世界ヘビー級選手権試合=王者リコ・ヴァーホーベン×挑戦者ムラデン・ブレストバッチ、同ライトヘビー級選手権試合=王者サウロ・カヴァラリ×挑戦者アルテム・バキトフ、さらに世界フェザー級選手権試合=王者セルゲイ・アダムチャック×挑戦者モサブ・アムラーニという3階級のタイトルマッチが決定している。

豪華カードが揃っているなか、ライト級トーナメント出場選手も強力な顔ぶれとなった。ライトヘビー級とフェザー級世界戦をプレリミ=スーパーファイト・シリーズに追いやり、メインカードで戦う4名はシッティチャイ・シッソーピーノン、ダビッド・キリア、地元フランスのジミ・クリバリー、そしてマラット・グレゴリアンの4名だ。

準決勝は先に挙げた2名ずつの対戦となるが、前GLORY世界ライト級王者キリアは、昨年6月5日のGlory22に於けるライト級トーナメントでシッティチャイにKO負けを喫している。そして同トーナメント優勝で世界タイトル挑戦権を獲得したシッティチャイは、11月にロビン・ファン・ロスマーレンに挑戦も微妙な判定で惜敗。それでも12月にはクンルン・ファイトで、今回のトーナメントに出場するK-1世界70キロ級王者のグレゴリアンを2-0の判定で下すなど、今やキックの70キロ級では世界の頂点にあるといっても過言でない存在だ。

もちろん、グレゴリアンも地元のジミを下しシッティチャイへのリベンジを果たそうと躍起になっていることは間違いない。

Gloryはご存じの通り、UFC Fight Passでストリーミングされることが決まったが、直後にBellator Kickboxingが誕生し、Gloryに出ていた選手も登用する。そして、その第1回大会となるミラノ大会はジョルジオ・ペトロシアンがベースとしていたOktagonとの共同プロモートで開かれる。現在、ライト級王座挑戦権を手にしているペトロシアンだが、このような政治的背景もあり、今回の強力メンバーの出場となったのか。とにかくシッティチャイ絡みの試合が見逃せないGLORYライト級トーナメントだ。

■ GLORY27対戦カード

<GLORY世界ミドル級選手権試合/3分5R>
[王者] オーテム・レヴィン(ロシア)
[挑戦者] サイモン・マーカス(カナダ/2位)

<ミドル級コンテンダーT決勝/3分3R>
TBD
TBD

<フェザー級/3分3R>
ギガ・チカゼ(ジョージア/15位)
アンヴァー・ボナザロフ(ウズベキスタン/6位)

<ミドル級コンテンダーT準決勝/3分3R>
ダスティン・ジャコビー(米国/4位)
カール・ロバーソン(米国)

<ミドル級コンテンダーT準決勝/3分3R>
ウェイン・バレット(米国/5位)
ロバート・トーマス(カナダ/7位)

■ SUPERFIGHT SERIES

<ウェルター級/3分3R>
ケイシー・グリーン(米国/7位)
ダニエル・モラレス(メキシコ)

<ウェルター級/3分3R>
リチャード・アブラハム(米国)
パヴェル・イェンジェチック(ポーランド)

<ミドル級/3分3R>
ジョー・シリング(米国/1位)
マイク・ルメア(米国/9位)

<ヘビー級/3分3R>
デモレオ・デニス(米国/17位)
グト・イノセンチ(ブラジル/10位)

<ヘビー級/3分3R>
アンダーソン・シウバ(ブラジル/5位)
モーリス・グリーン(米国/12位)

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