【GLORY14】ミドル級王座決定戦進出は、ブラジルのペレイラに
【写真】積極的に各国からファイターを登用するGLORYでは、ブラジル人ファイターもペレイラのように頭角を表しつつある(C)GLORY
<ミドル級挑戦者決定T決勝/3分3R>
アレックス・ペレイラ(ブラジル)
Def.2-0:29-27,29-27,28-28
シャーク・パルパーリャン(アルメニア)
いきなり右ヒザをボディに放ち、左ストレートからヒザを連続で入れるペレイラ。ガードを固めるパルパーリャンにフックの連打からボディへのヒザ、ボディショットを連続で打ち込む。さらに右ストレートを入れると、パルパーリャンが左ジャブから右ローというコンビネーションを2度見せる。直後にペレイラは右ストレートをパルパーリャンのガードの間に打ち込みダウンを奪う。立ち上ったパルバーリャンに猛攻を掛けるペレイラだが、パルパーリャンも右フックをヒットさせるなど、このラウンドを乗り切った。
2R、左ジャブから右ストレートを伸ばすペレイラ、左フックをミスすると、パルパーリャンが前に出てフックを連打する。左ジャブから右ストレート、さらに右ボディフックと攻め、パルパーリャンのパンチはヘッドスリップでかわすなど、ボクシングで優位に立つペレイラだが、やや疲れが目立つか。最終回、ボクシングに加えローで試合を組み立てたペレイラに対し、パルパーリャンはディフェンスを固め、フックで逆襲という戦いを貫く。結果はジャッジの裁定に委ねられることとなり、ペレイラがマジョリティ・デシジョンで勝利を手にした。