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【ONE109】三浦彩佳の首投げを封じたティファニー・テオがパンチで圧倒して最終ラウンドTKO勝利

Teo【写真】組みと寝技を対処し、スタンドの打撃で攻勢のテオが三浦をしっかりと攻略した(C)MMAPLANET

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
Def.3R4分45秒 by TKO
三浦彩佳(日本)

Teo 01前に出るのはテオ。三浦が距離を詰めてテオの左腕を抱える。引きはがそうとするテオの左腕を抱えたまま、腕を巻き込んで背負おうとしたた三浦だったが、テオにバックを奪われてしまう。三浦は背中を預けるように首を抱え、バックを取らせる。背中をつけたテオに対し、胸を合わせた三浦が得意の袈裟に持ち込むことに成功する。

Teo 02テオがバックに回りこみつつ立ち上がると、下にされた三浦は再びテオの左腕を掴んでトップを奪い返す。ケージ際で、サイドで抑え込む三浦。テオはハーフガードをとる。三浦はパスして袈裟固め。さらに肩固めを仕掛けると、テオはもがいて脱出しようと試みる。三浦はさらに深く絞めていくが極まらず、袈裟固めに戻る。

ケージ際でテオはバックに回ろうとしたが、三浦は首を抱えディフェンスした。最終的にスクランブルからスタンドに戻ったテオ。攻めたてたのは三浦だったが、テオの防御力の高さが目立った初回でもあった。

Teo 032R、足を使う三浦に対して、パンチでけん制するテオ。三浦はダブルで組み付き、ここでも相手の左腕を抱えて得意の体勢に持ちこもうとするが、立ったままテオはバックに回る。ヒザをついた三浦に対し、テオはパンチとヒジを背中に浴びた。

体勢を入れ替えた三浦は、離れたテオに再び組み付いてケージ際へ。またも左腕を抱えるも、やはりテオにバックを奪われてしまう。三浦が正対すると、離れてパンチを放つテオ。左ジャブからロー、ハイへとつなげる。

Teo 04下がる三浦は、打撃をもらってケージを背にする。三浦のダブルレッグをカットしたテオは、左腕を抱えられながら、三浦の頭部へヒザ蹴りを連打。ガブリながらパンチを連打し、2R終了となった。

Teo 05最終回、ジャブを繰り出す三浦に対し、ローを放つテオ。足を使って回るテオに、三浦は組み付くことができない。

テオの左ミドルをキャッチするも倒せず。テオは右ロー。弱気の表情を浮かべる三浦は強引に組みに行くが、テオはすぐに離れる。コツコツと右ロー、左ジャブを放つテオに対し、三浦はどうしても距離をつめられない状態が続く。三浦のシングルをカットしたテオは、三浦の顔面へヒザ蹴り。

Teo 06離れるテオを追っていく三浦。テオはジャブとローで捌く。さらにテオの右ストレートがクリーンヒット。左ジャブも三浦の顔面をとらえる。三浦が距離をつめると左ジャブを合わせるテオ。三浦のシングルを潰し続けたテオがパンチとヒジを落とし続けたところで、レフェリーが試合をストップした。

ONEにおける三浦の連勝は3でストップ。約1年4カ月ぶりの試合となったテオが、復帰戦を勝利で飾った。


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