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【Grachan42&Gladiator011】Grachanライト級王座防衛、山本琢也「話を頂ければ頑張っていこうかと」

Takuya Yamamoto【写真】激闘の後とは思えない綺麗な顔で、満面の笑みを浮かべる山本琢也(C)MMAPLANET

昨年12月22日(日)に東京都大田区の大田区産業プラザPIOで開催されたGRACHAN42 X GLADIATOR11で、Grachanライト級チャンピオン山本琢磨が植田豊の挑戦を退け王座防衛に成功した。

マイホーム・チャンピオンは、昨年9月の岸本泰昭戦の勝利から1年3カ月ぶりの実戦で、かつてない苦戦を強いられた。この苦戦が彼のMMA人生にどのような影響を与えるのか。

あの激しいパウンドを落とすことができるとは、到底思えないソフトなチャンピオンを大会終了直後の声を改めて紹介したい。


──かなりのタフファイトになったのですが、それほど顔に傷はないですね。

「これまで試合でケガをしたことがなかったので、この傷が初めてです(微笑)」

──やってはやりかえされるという激しい試合でした。これまで接戦がなかった山本選手だけに、体力や気力が途切れる可能性もあったように見えました。バックマウントを取られたり、ピンチの時はどのような気持ちでしたか。

「セコンドが時間を言ってくれて、このタイミングでこの状況はヤバイなっていう想いになりました。同時に子供をケージに上げないといけないという気持ちが強く出てきました。本当に……こはるちゃん(※山本の次女)をケージに上げるということを前提に頑張ってきたので。

ここから先のキャリアがどうのこうのというよりも、こはるちゃんをケージに上げたかったです」

──なるほど。山本選手らしい話です。試合展開としては、ここまで厳しいモノになるという予想はしていましたか。

「そうですねえ。めっちゃ来られたのですが、自分の良さは来られても行くということだったので、来られることに対して怖さはなかったです」

──試合を落とすかもしれないというシーンが何度かありましたし、逆にフィニッシュ以前にも山本選手が終わらせることができる場面もありました。

「そうですね、そこが面白いところかと思います」

──「エェ加減にしろ」と言いたくなりますね(笑)。

「アハハハハ」

1R──最後の場面は、もう終わらせようという気持ちだったのですか。

「パウンドを打つ場面になったら、1Rの時点でも決めきりたくて殴っていたのですが、なかなかストップが入らなかったので『えぇ? 止まらないの?』と思いながら殴っていたんです。2Rも決めようと思って殴っていて、あそこで止まったので一安心です(微笑)」

2R──一安心ですか(笑)。終わらせようと思い殴っていた時、ガス欠する恐れなどは感じていなかったですか。

「バックを取られた時は、『やばいぞ』という緊張感でちょっと『ハッ』となりました(笑)」

──試合前に阪本洋平選手と練習したことで、もっとMMAのことが好きになるかもしれないと話されていましたが、戦い終わってどのような気持ちですか。

「今はゆっくり子供の誕生日をお祝いして、それから話を頂ければ頑張っていこうかと」

──休憩時間にケージで挨拶をした阪本選手が「一緒に練習して強くなりたい人、来てください」という趣旨の発言をしたのは、筆頭格が山本選手なのだろうと思えました。

「あぁ……そういう風に言ってくれていたのですか。めっちゃ嬉しいです。試合前も試合後もアドバイスをしてくださって、また顔を出させていただいて強くなりたいという気持ちがわけば良いなぁと思います」

──そのためにも、とりあえず最低限のシェイプは保ってほしいです。90キロとかにならずに(笑)。

「そうなってしまった時は、怒ってください」

──甘えん坊ですか(笑)。とにかくピンチがあり、乗り越えた勝利。反省点のある試合だっただけに、これからに期待させてください。

「自分では整理がつかないので、色々な人に尋ねて修正し強くなっていきたいです」

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