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【PFL2019#10】フィナーレ、ケイラ・ハリソンがトリプルCを目指し。パーマー&シュルチは2連覇狙う

PFL Champion【写真】一番左のシュルチ、右から2番目のパーマーが2連覇に挑む (C)PFL

2019年のMMAワールド掉尾を飾る大会は、ニューヨーク州ニューヨークシティはマジソン・スクエア・ガーデン内huluシアターで開催されるPFL2019#10 Championships だ。

年度別のチャンピオンシップ制度を採用し、防衛戦は行われないフォーマットのPFL。6階級で2019年度王者が決まり、それぞれのチャンピオンが100万ドルを獲得する。そんなシーズン・フィナーレ大会のメインでは女子ライト級ファイナル=ケイラ・ハリソンとラリッサ・パシェコが組まれている。


ロンドンとリオ五輪の女子柔道金メダル獲得から、PFLの前身WSOFと契約しPFLでキャリアを重ねてきたハリソンが、7試合目にして──トリプルCを賭けて戦う。対戦相手は既にレギュラーシーズン初戦で判定勝ちを収めているパチェコという意外な選手が勝ち残ってきた。ハリソンと互角の戦いをすると予想されていた対抗馬サラ・カフマンだったが、バンタム級からライト級という2階級も重いクラスで戦うことには無理があったか、パチェコに準決勝で敗退。ハリソンにとってはMMAデビュー後、唯一フィニッシュできなかったパチェコを相手に、一本もしくはKO勝ちできるかどうが見どころとなる決勝戦だ。

この他、男子の5階級ではフェザー級のランス・パーマーと、ライト級のナタン・シュルチが昨年に続き2連覇を賭けてhuluシアターでデカゴンに足を踏み入れる。パーマーとフェザー級王座を賭けて戦うアレックス・ギルピンは、ダニエル・ピネダがプレーオフ後のドラッグテストで陽性となったため代役出場で決勝進出を果たした。

ただギルピンはシーズン初戦と準決勝でパーマーに敗れており、7カ月で3度目の顔合わせも、決して興味がわく試合でないことは確かだ。ロシアのモヴィッド・ハイブラエフ、カナダのジェレミー・ケネディという注目株をKOとギロチンで下しながら、試合後のドラッグテストで陽性反応で失格となったピネダは、フェザー級フィナーレに最悪の事態を巻き起こしたといえるだろう。

一方、ライト級で連覇を目指すシュルチはプレーオフの2試合でラムジー・ニジェムをRNC、アクメト・アリエフを肩固めで下し、100万ドルを賭けてロイック・ラジャボフと相対する。ラジャボフはシーズン初戦でラシッド・マゴメドフに敗れながら、イリエ・ジホウンをスプリットと際どい勝利を手にしてプレーオフへ。

クォーターファイナルもイスラム・マゴメドフとドロー→マスト判定で準決勝に進み、クリス・ウェードとの消耗性を制した。ギリギリの勝利、言い換えると勝負強さを見せてきたラジャポフが勝てば、タジキスタン人ファイターとしては北米メジャー系で初の王座戴冠となる。

ウェルター級はブラダボーイ=レイ・クーパー3世は昨年に続き2年連続のファイナル出場となり、デビッド・ミショー戦で初戴冠を狙う。ライトヘビー級は4人のロシア人がトップ8に残っていたが、潰し合いもあり結果的にファイナル出場を全員が逃した。結果、テイクダウン&コントロールのUFC離脱組=ジョーダン・ジョンソンが、アルゼンチンのエミリアーノ・ソルディと年間王座を賭けて戦い、ヘビー級はレギュラーシーズンで石井慧を破っているジェイク・ロショルトが、レスリングのアゼルバイジャン代表で欧州王者になっているアリ・イサエフと雌雄を決することとなっている。

■ PFL2019#10対戦カード

<女子ライト級決勝/5分5R>
ケイラ・ハリソン(米国)
ラリッサ・パシェコ(ブラジル)

<ウェルター級決勝/5分5R>
レイ・クーパー3世(米国)
デビッド・ミショー(米国)

<ヘビー級決勝/5分5R>
ジャレット・ロショルト(米国)
アリ・イサエフ(ロシア)

<ライト級決勝/5分5R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ロイック・ラジャボフ(タジキスタン)

<フェザー級決勝/5分5R>
ランス・パーマー(米国)
アレックス・ギルピン(米国)

<ライトヘビー級決勝/5分5R>
ジョーダン・ジョンソン(米国)
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)

<フェザー級/5分3R>
ブレンダン・ラグネン(英国)
デヴィッジ・バレンチ(ブラジル)

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