【Bellator236】ストラッサー起一─02─「いっつも過去最高とか言っているけど(笑)、ホンマに最高です」
【写真】世界の岡見、箕面=北大阪のサンキュー、そしてマネージャーのフミ・イシイ氏と(C)KIICHI KUNIMOTO
21日(土・現地時間)にハワイ州ホノルルのブレイズデール・アリーナで開催されるBellator236でジェイソン・ジャクソンと対戦するストラッサー起一インタビュー後編。
ネイマン・グレイシーからジェイソン・ジャクソンに対戦相手が代わっても、ストラッサーのやるべきことは決まっている。ベラトール初戦のエド・ルース戦の経験を活かし全てをぶつける。
<ストラッサー起一インタビューPart.01はコチラから>
──満を持してのベラトール初陣で犯してしまったミスを踏まえ、今回の試合があります。その1週間後にBellator JAPANが開かれます。この日本大会についてどのような気持ちでいますか。
「ベラトール・ジャパンは日本仕様だと思っています。本質は米国で開くもので。RIZINの延長線上の試合もあると感じています」
──米国で戦う自分は違うという気持ちでいるわけですね。
「それはもちろんです。だからこそ結果を出さないと。勝ってナンボですからね。今回、自分の力をハッキリとケージのなかで出したい。それだけですね」
──これまでストラッサー選手や岡見選手、長谷川選手や安西選手がプロ練習で使用していたGENスポーツ・アカデミーが10月末で使用できなくなると聞いていたのですが。
「ハイ。そのこともあって練習場所の確保などの面で、僕も上手く調整ができなくて調子を落とした時期も実はありました。でも最終的にはまたGENスポーツ・アカデミーで練習できるようになり、そこから劇的に調子を戻しました(笑)。
最後の1週間は大阪に戻って、コンディションを整えるための練習をやってきました。これまでとは調整の仕方が変わったのですが、凄く調子が良いですね」
──最後は疲れないように調整していると。
「う~ん、疲れはあることはあります。でも、体の切れとか動きとか凄く良いんです。これはもう傍からどう見えるかということでなく、自分の感覚という部分になるんですけどね」
──SNSで相当に絞れている体の写真がアップされていましたね。
「あと5キロぐらいの時だと思うのですが、普段から体重をしぼっているのもあり、それと試合に向けて練習していると自然と体重も落ちています。以前は一気に落として、リカバリーするという形をとっていたときより、調子はずっと良いですね。
今回はもう特別に……いっつも過去最高とか言っているんですけど(笑)、ホンマに最高です。調子が良いからって、調子に乗らないようにしていますし」
──ジェイソン・ジャクソン、今のMMAのガンガン行って、しっかりと抑えることがない瞬発力&アグレッシブMMAの代表格かと思われます。だからこそガチといくところはいくファイトで、力を出し切って勝利できること期待しています。
「そうですね。岡見さんも印象は『お調子者のストライカー』と言っていました」
──あぁ、言い得て妙ですよね。良い時は良いけど、被弾もするということですね。LFAやコンテンダーシリーズに多い選手かと思います。ただし馬力は凄いかもしれないですが……。
「ルースとスプリットですしね。でも、今の僕の力を出し切れば──と思っています」
──その意気で試合に向けての意気込み、最後に一言お願いします。
「今回はしっかりと自分の試合をして、勝利を掴もうと思います。応援よろしくお願いします」